「雰囲気」=「ふいんき」?「凡庸」=「はんよう」?読み間違えたら恥ずかしい漢字4つ

“日常会話で当たり前のように使っていたけれど、実は読み方を間違っていた”なんていう漢字は、意外と少なくないようです。

今回は“読めないと恥ずかしい漢字”をピックアップしました。

思わぬところで間違えて覚えていことがわかり、恥ずかしい思いをする前に、勘違いして覚えていないか、ぜひチェックしてみてください。

1.「律儀」

1.「律儀」
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「義理堅く、誠実で実直な人」。そうした人のことを「律儀な人」と言います。

仕事のみならずプライベートでもよく使われる言葉ですが、実際に漢字で書いたり正しく読んだりするとなると、意外と間違えて覚えている人が多い言葉です。

そんな「律儀」は……

 

「りちぎ」と読みます。

「りつぎ」と読まないように、また「律」の左側を「にんべん」で書いてしまわないよう注意したい漢字です。

2.「雰囲気」

2.「雰囲気」
出典: nd3000/Shutterstock

「いい雰囲気のお店だね」「幻想的な雰囲気をかもしだす」といったように、“その場所やそこにあるもの”、“人が自然に作り出している気分”のことを雰囲気と言います。場所の様子やその人から感じられる印象に対してなど、さまざまな場面で用いられている言葉です。

そんな「雰囲気」の正しい読み方は……

 

「ふんいき」です。

「ふいんき」だとスマートフォンやパソコンなどで漢字変換ができないので、正しく覚えておきましょう。

3.「汎用」

3.「汎用」
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「汎用」とは「広くさまざまな方面に用いること」を意味する言葉です。「汎用性が高い」「汎用機械」などのように使われ、「汎用性」とは「ひとつの用途に限らず、さまざまな分野で利用、応用することができる性質」を意味します。

そんな「汎用」の正しい読み方は……

 

「はんよう」です。

「汎用」の「汎」が「平凡」の「凡」によく似ていることから「ぼんよう」と読まれがちなので気を付けましょう。

4.「花街」

4.「花街」
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「花街」という言葉を知らない人は、「たくさんの花に囲まれた街のことかな?」などと勘違いしてしまいそうですが、「花街」とは芸妓屋や遊廓など“花柳界の巷”のことを言います。いわば「夜の街」のことです。

漢字を一目見た時のイメージで、そのまま「はなまち」と読んでしまいがちですが……

 

正しくは「かがい」と読みます。

また「花街」は「花町」とも書くそうですよ。

 

今回ご紹介した4つの漢字、あなたはいくつ正しく読めたでしょうか? もし読み方を勘違いして覚えている漢字があれば、この記事を参考に、ぜひ正しい読み方を覚えておきましょう。

きちんと正しく読めることで、思わぬ失態を防ぐことができるかもしれませんよ。

 

文/大内千明 画像/Shutterstock(Supavadee butradee、Cookie Studio、nd3000、Maksym Azovtsev、7maru)

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