付き合い始めた当初は素敵な彼だと思っていたのに、気づいたときにはもう手遅れ。束縛が激しいパワハラ・モラハラ彼氏に困った経験はありませんか?
そんな“ハラスメント彼氏”から受けた恐怖の束縛エピソードを『くじらの恋愛相談LINE @』で募集したところ、沢山の体験談が集まりました。
題して“恋愛版・ほんとうにあった怖い話”、厳選4エピソードを見てみましょう。
1.24時間いつでも電話をかけてきた
「元彼からの電話がとにかく凄かったです。仕事前に電話。仕事終わりに職場から家に着くまで電話。夕ご飯を食べ終わったら電話。寝る前に電話。電話をしていない時間も、私からのLINEの返信がなかったら何してるのかを確認する電話。友達と一緒にいても、電話にでないとLINEで電話の催促。ずっと電話ばっかりで、自分の時間が全く取れなかったです」
いくら好きな相手とはいえ、24時間電話が鳴り続けたらストレスを感じないわけがありません。
むしろ、そんなに電話に張りついていられる彼がすごいとも感じられるエピソードです。
2.男性との接触を一切持たせない
「美容室は、スタッフが全員女性の美容室にしか行かせてもらえない。病院は女医さんの病院だけ。回転寿司のカウンターで隣に座っているのが男の人だと、その席はダメ。女友達と野球観戦に行ったときも、隣に男の人が座ってないか写メを送れと……。好きだったけど、疲れました」
彼女が異性に近づくことを極端に恐れる彼。
彼にとっては、自分以外の男性はすべて恋敵に見えていたのかもしれません。
3.友達とのLINEの内容を全て把握
「元カレの話ですが、元々束縛気味だったので、私が寝てる時にスマホを見るなんてのは当たり前。彼が違和感を感じた文面は写メまで送って逆ギレしてくる人だったので、彼に会う前に、男女関係なく、ややこしそうな内容は消すなどしてました。
ですがある時、女友達としてた絶対知らないであろうLINE内容を知っていたことに違和感を感じ、もしかして……と思って色々調べたら、なんとLINEを同期されていたんです……」
なんと自分のLINEアカウントを同期されたという驚愕エピソード。
束縛の手法もどんどんハイテク化しているようで、恐ろしいですね。
4.服装を管理
「社内恋愛をしていたときのことです。私は胸が小さく、誰も注目する人なんていないだろうと思うほどなのですが、それでも胸元やうなじが露わになっているのが彼は嫌だったよう。冬はタートルネック、夏は首にスカーフを巻くように命令されていました」
「他の男性が自分の彼女をいやらしい目で見ている」という妄想で、彼女の服装を制限する彼だったようです。
いかがでしたか? こうして見てみると、彼の「束縛したい」という心理は、不安からくるものなのでしょう。そしてその不安は、自尊心の低さの表れともいえます。自分に自信がないから、「見張っておかないと、他の男に取られてしまう」という不安が拭えないのかもしれません。
しかし、愛は支配ではなく、尊重です。お互いに尊重できるような関係を築けない相手とは、恋愛関係を維持するのは難しいのではないでしょうか。特に、身の危険を感じるほどの束縛は許してはいけません。
しかし、それでも彼氏のことが好きなら、彼が自尊心を取り戻すまで適度な距離感で寄り添い続けるのも、また愛情だといえるでしょう。
オレはそう思っちゃうんだよね。
文/恋愛マスターくじら 画像/Shutterstock(Africa Studio、Rachaphak、ALDECAstock、S_L、Antonio Guillem、goodluz)