雄大な自然に包まれて、暮らす、働く。二拠点生活や移住の選択肢として注目されている、紀伊半島の南西部に位置する和歌山県・南紀白浜。羽田空港から1時間弱という利便性、バケーション×ワークのワーケーションの実践、温かい人との繋がりなど、あふれる魅力のなかでも、注目したいのが“絶景スポット”。見れば心が洗われること間違いなしのおすすめアドレスを、黒谷友香さんがナビゲート!
1. 海を見ながらの"インフィニティ足湯”に癒されて
「SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE」
南紀白浜空港、JR白浜駅から約10分という好立地にあり、南紀白浜観光の拠点としても人気を集める「SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE」。和歌山県も推奨するバケーションとワークの快適な両立”ワーケーション“のスタイルを取り入れた、次世代型の宿泊施設です。
「SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE」の映えスポットといえば、インフィニティ足湯。太平洋を独占したような圧巻のロケーション、天気のいい日は海の向こうに徳島県のシルエットを確認できます。宿泊しなくても無料で利用が可能、南紀白浜の新名所としても話題です。「きれいな海を独占した気分。この景色とちょうどいい湯温、いつまでもここにいられそう」と黒谷さん。横幅30mのワイドサイズ、一列に並ぶスタイルで視界を遮られることなく絶景を楽しむことができるのも魅力です。
SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE
和歌山県西牟婁郡白浜町1821 TEL0739-43-1000
チェックイン15:00〜、チェックアウト〜11:00
2. 昔のままの姿を残す絶景温泉
「崎の湯」
日本三古湯のひとつである「白浜温泉」。海岸沿いの自然湧出の温泉“湯崎七湯”のなかでももっとも歴史が古く、昔のままの姿を唯一残していると言われているのが「崎の湯」。太平洋の岩礁に作られた露天風呂は、潮と硫黄の香りが立ち込め、つかると湯と海が視界で一体化。ときに打ち寄せる波が豪快なしぶきをあげ、その風情を一層盛り上げます。
海を眺め、波の音を聞きながらの入浴は至福の時間。男湯と女湯の入れ替えはありませんが、湯船などの構成はほとんど同じ。入浴料は500円で駐車場も併設、シャンプー、石鹸禁止の公共浴場なので、観光の合間にさっとつかりに訪れるのもいいのでは。
崎の湯
和歌山県西牟婁郡白浜町1668
TEL0739-42-3016
営業時間8:00〜17:00(10月~3月)、8:00〜18:00(4月~6月、9月)、7:00〜19:00(7月~8月) 無休(メンテナンス等による臨時休業あり)
入浴料500円(3歳以上)
3. 太陽の光を受けて輝く白砂とエメラルドグリーンの海
「白良浜」
白浜の地名は620m延びる白砂の浜に由来。白く輝く砂浜と宝石のように水面煌めくエメラルドグリーンの海の美しいコントラストは、和歌山県だけでなく日本が誇るべき楽園。ハワイのワイキキビーチと友好姉妹浜の提携を結ぶ「白良浜」。そのクリーンな魅力を守るため、町と地元住民、ライフセーバーやダイビングショップが清掃活動に取り組み、環境省が認定する「快水浴場百選」にも選ばれています。「サラサラの白砂。こんなにきれいな砂浜は、守る人の努力があってこそ」と黒谷さん。
白良浜
和歌山県西牟婁郡白浜町864 TEL0739-43-6588(白浜町観光課)
4. 雄大&迫力の景勝地! 縁結びスポットとしても話題
「三段壁」
高さ60m、長さ2㎞に及ぶ迫力溢れる断崖絶壁の名勝「三段壁」。南紀白浜の雄大な自然を臨めるこの場所は、2016年に恋人の聖地に認定されカップルにも人気の観光名所。展望台のエレベーターで地底36mにある「三段壁洞窟」の散策もでき、洞窟内には日本最大級の青銅で作られた牟婁大辨才天が鎮座。パワースポットとしても有名です。
三段壁
和歌山県西牟婁郡白浜町2927-52
TEL0739-43-6588(白浜町観光課)
無休 無料(三段壁洞窟は大人¥1,300、小人¥600、営8:00〜17:00、最終入場16:50 ※三段壁洞窟TEL0739-42-4495)
5. 白浜のシンボル的存在。夕陽が円と重なる神秘の瞬間を求めて
「円月島」
臨海浦に浮かぶ南北130m、東西35m、高さ25mの無人の小島「円月島」。正式名称は「高嶋」といい、海蝕による中央に空いた円月形の穴がネーミングの由来に。「自然が織り成したユニークな造形美。徐々に形を成していくストーリーを想像するのも楽しい」と、黒谷さん。白浜町のシンボルとして愛され、和歌山県だけでなく日本夕陽百選にも選ばれています。夏場は、円月形の穴に夕陽がちょうど重なるファンタジックな瞬間を目撃できることも。
円月島
和歌山県西牟婁郡白浜町臨海 TEL 0739-43-6588(白浜町観光課)
【半島は日本の台所】
日本全国の半島の食文化を新発見するために誕生した、“半島応援メディア”。新鮮で、美味しくて、おしゃれ…いままで知らなかった半島の食の魅力を、多方面からたっぷりお届けします。
もっと紀伊半島のこと知りたい人はこちら
twitter @japan_hanto(https://twitter.com/japan_hanto)
Instagram @japan_hanto(https://www.instagram.com/japan_hanto/)
公式Twitterからは、毎週木曜日に各半島の特産品が当たるプレゼントキャンペーンを開催中です!
構成/CLASSY.ONLINE編集室