男性の多くは、女性よりも結婚に対する熱量が小さいでしょう。彼女が結婚適齢期を迎えても積極的になれなかったり、あからさまに話題を避けたりするかもしれません。
そんなやる気のない彼氏は、どうすればプロポーズしてくれるんでしょう? 今回は、“彼氏を結婚に前向きにさせる彼女の行動”を4つご紹介します
1.「結婚しても子どもを産んでも、仕事は続けたい」発言
20代半ば~30代で結婚に消極的な男性のほとんどは、「家庭を養っていくだけの経済的な自信がない」ことを気にしています。また、結婚によって、自由にお金が使えなくなると心配する男性も多いでしょう。
ですが、彼氏から年収額を聞きださなくても、お付き合いしていれば何となくでも年収の予想はつくものです。お金がネックで彼氏が結婚に二の足を踏むようなら、その不安を取り除けばいいだけ。
そこで「私、結婚しても子どもを産んでも、仕事は続けたいんだよね」と、夫婦共働きを想像させる発言で、彼に金銭的負担をかけさせないアピールをしてみましょう。「今って、結婚しても共働きが当たり前なんだって。私もそう思う」でもいいかもしれません。
2.ほのぼのホームドラマを一緒に見る
家族愛を描いたドラマや、結婚がテーマの映画などを彼氏と一緒に観ることで、彼氏の結婚願望を刺激できるかもしれません。
特に、「子どもが苦手」「結婚は面倒くさい」と思っている彼氏に、エンターテインメントとして演出されたホームドラマを薦めると、結婚のイメージが変わるきっかけになるかもしれません。
子役の演技に「子どもって意外とかわいいな」と感じたり、「やっぱり家族っていいな」と思えたりするなら、結婚話がしやすくなるでしょう。さらに彼氏が好きな女優、俳優が出演する作品であれば、さらに効果的なはず。
家でゴロゴロしている時に、タブレットやスマホの動画アプリで気楽に「一緒に観よう!」と誘ってみては?
3.既婚の友人と会う
ベストなのは、自分も彼氏も親しい共通の既婚友人でしょう。
SNS上の、芸能人夫婦の幸せそうな写真を見ても、結婚願望の薄い男性はなかなか共感しづらいでしょう。別世界にしか感じず、「だから何?」と思うかもしれません。
一方、友人や同僚など、身近な存在が家庭生活を語るのを聞くと、男性も自分に起こり得る現実として捉えやすいはず。「自分だったら……?」という想像がしやすいんです。
共通の男友達だと、妻の愚痴を言ったり、子どもの夜泣きが大変と訴えたりするかもしれませんが、「でも、結婚して良かったと思ってるんでしょ?」と突っ込めば、大体素直に頷いてくれます。
そして「妻は口うるさいけど、家に帰れば安心する」、「子どもはやっぱりかわいい」という発言を引き出すのです。身近な相手のリアルな本音が、彼氏の心を動かすでしょう。
4.ショック療法?「独身貴族のリスク」を伝える
結婚の良い面を見せてプロポーズを促す方法を3つご紹介しましたが、最後に“独身で居続けることのコワさを見せる”という、ちょっとショッキングなやり方をご紹介します。
40代も半ばを越え、50代に突入しても独身をつらぬく男性。はたから見ると悠々自適の生活でうらやましく感じるかもしれませんが、実際は、同年代の既婚男性が、成人した息子とお酒を飲み交わしたり、娘が孫を産んだりするのを横目で見ながら、ひたすら一人の寂しさに耐えている独身貴族も多くいます。
そして年齢を重ねるにしたがって体力も衰え、老いが迫ってきます。いよいよ……というときに、看取ってくれる人がいる可能性も高くはないでしょう。彼氏はそんな人生を送りたいと思うでしょうか?
「孤独死」「独居老人」というワードで検索すれば、そうしたニュースや記事はたくさん出てきます。「コレ、怖いね」などと言いながら、会話の合間に彼氏に見せれば、結婚を焦る気持ちが芽生えるかもしれません。
これらのアピールで結婚に前向きになってくれればいいのですが、それでもイマイチな反応なら、「いつまで独身を続けるつもり?」と焦らせてみるのも一つの手かもしれません。
いかがでしたか? 結婚に消極的な彼氏へのアプローチには、様々な方法がありますね。彼氏と絶対に結婚したい!という方は、ぜひベストな手段を見つけて、彼氏が結婚に前向きになるよう働きかけてみてくださいね。
文/沙木貴咲 画像/Shutterstock(George Rudy、g-stockstudio、Andrey_Popov、Iakov Filimonov、hxdbzxy)