結婚するのも離婚するのも当たり前になってきた現代において、アラサー女子たちは色んな境遇の男性に出会うことでしょう。
未婚、バツイチ、子持ち……結婚相手に選ぶとしたら、どんな人がおススメなのか、恋愛マスターくじらと一緒に考えていきましょう。
1.未婚男性
まずは一番シンプルな未婚の男性。一見よさそうに思えるのですが、一番データがないともいえます(笑)。最近は、結婚どころか恋愛すらも初めてという男性の話も聞きます。もしそんな彼だったら、婚活で出会ってすぐ結婚に突き進むなんていうのはいささか慌てすぎかも。
未婚の彼は未だ誰も手をつけていない珍品料理かもしれないので、それをいきなり口に突っ込むのは危険な可能性もあります。
まずはゆっくりとデートを重ね、人となりを知り、出来れば同棲くらいはしときたいもの。もしかしたら他人と暮らせない重大な欠陥を抱えているかもしれないので、慎重になり過ぎることもないでしょう。また、未婚の彼は結婚に理想を持っている可能性も……。
結婚は理想ではなく、日常。ふたりの日常を作るという意識が未婚の彼にあるかどうかは、見極めどころ。
2.バツイチ
次にバツイチの男性。一度結婚に失敗しているから、彼らは結婚には向いていないと思われがちですが、よく考えてみて下さい。
たとえば浮気が原因だとしても、離婚せずに不倫を続けている人も世の中にはたくさんいます。なんとなく調子のいいことを彼女にささやいて、関係を持続させる男性も多いでしょう。
でも、バツイチの彼らは離婚している。少なくとも前の結婚にはきっちりとケリをつけてきた人たちなのだ。ダラダラと決断しない男性よりは優良物件と言えるのではないでしょうか。
また、彼らは一度結婚生活を破綻させてしまったことによって自分のマイナス面もよく知っていることでしょう。自分の不完全さを知っている男性は人に優しい傾向があり、相手ももちろん不完全な人間だということを知っているもの。愛とは、お互いの不完全さを許し合っていくこと。バツイチ男との結婚は、意外とおススメと言えるかもしれません。
3.子持ち
最後は子持ち。子どもがまだ小さく、彼が面倒をみている場合は、結婚したら一緒に暮らすことになるでしょう。子どもも彼の一部として愛していくことを求められるということ。前妻の子どもを愛するなんて相当の覚悟がいると考えるか、人類として一人でも多くの子孫を残せるのだからいいじゃないかと寛大な心で受け入れるかは人によっても別れるところでしょう。
そして、こちらからいくら子どもを愛したとしても、自分になつかない可能性もあります。まぁ、血の繋がりも関係なく、「家族だから」といって必ず相性がいいというものでもないため、気にせずに自分は愛を注ごうと考えるのもいいでしょう。
サッカーチームを作れるくらいの子沢山を目指す人ならむしろ子持ちのほうがいいという意見もあるかもしれません。どちらにせよ、20年も経てば子どもはひとり立ちする。寿命が格段に延びた現代においては、子育てのあとの人生のほうが長い。そこからふたりだけの時間がたっぷりあると思えば、子持ちの彼と過ごす時間もまた一味違った楽しいものになるかもしれません。
未婚、バツイチ、子持ち……。条件を先に考えると色々迷うかもしれないけど、愛を最優先すれば全てただの個性。一緒にいたい人がたまたまそういう人だったというだけです。それを乗り越えるだけの愛のパワーがふたりにはあるのかどうか。愛をおろそかにしなければどんな条件の恋愛も景色は変わる。愛は綺麗事でもなんでもなく、偉大なのだ。
オレはそう思っちゃうんだよね。
文/恋愛マスターくじら 画像/Shutterstock(Roman Samborsky、goodluz、Jack Frog、Billion Photos)