そろそろ旅行したい気分が戻ってきているいま、海外はまだハードルが高いので、まだ知らぬ国内を巡っている、旅好きライター濱口です。今回、各メディアでも注目されている建築美も楽しめる、淡路島の秘境へと行ってきました。満月の期間にのみ宿泊できる、初めての禅体験の旅をご紹介します。読者へのスペシャルな特典もお見逃しなく!
絶景を見渡せる! 東経135度の自然あふれる聖地
神戸から明石海峡大橋を渡ると辿り着く、ずっと訪れてみたかった地、淡路島。見晴らしのよい自然と共存する好立地、かつ東経135度にある、禅坊料理と“空中禅”をはじめとしたマインドフルネスを目的としたリトリート「禅坊 靖寧」へ! 今回は新月や満月など特別な夜に体験できる、自分を見つめ直す宿泊プランを利用しました。より手軽に禅体験ができる日帰りプランも人気だそう。
到着すると森に迫り出すように細長く広がる、建築家・坂 茂氏が設計した唯一無二の木造建築。その圧倒的な美しさと存在感に、まず驚かされました。「なぜここに?」「そう、これこれ、見たかったやつ!」なスケールの大きさに感動。私、霊感はありませんが、間違いなく“気”がよくて居心地がよく、心が洗われるようで、すでに期待値マックス。
デジタルデトックスにも最適。心安らぐ木造建築
木の温もりと香りを感じる日本杉を組み合わせて作られた、全長100mの展望ウッドデッキも圧巻で、山の線より目線が高くならないよう計算された、360度見渡せる森や空の息吹を感じる解放的な絶景が、ゲストたちを受け入れ包み込んでくれるようでした。施設の名前でもある“靖寧”は、禅語に由来するそう。
今回チェックインしたお部屋名は「一期一会」。それぞれのお部屋に、心に沁みるような名前がついていました。こじんまりとした木の温もりを感じる空間に畳のベッドがあり、室内は静かで落ち着ける雰囲気。TVなどは一切なく、館内は無音なので、デジタルデトックスにも最適です。
ダイニングでいただくウェルカムドリンクは、自分で点てる茶道体験と、季節を感じる美しい水菓子が用意されていました。ホッと一息ついたあとは、着替えを済ませ、展望デッキに集合。いよいよ禅ウェルネスプログラムの体験です。
オープンエアな“空中禅”に集中して非日常にエスケープ
今回体験したのは、金ヶ江悦子先生による、自分自身をリセットするメディテーションプログラム。呼吸を整えて自分に向き合うヨガのような瞑想時間は、いつも全力で仕事をしてせわしない私には、心を穏やかに鎮めるいい機会。
鳥の囀り、蝉の声、風の音、木々の揺らめき、すべての音を全身に浴び、全集中! 教わった呼吸法に慣れてきたころには、あまりにも心地よすぎて寝落ちしてしまうような不思議な感覚に。どこかに意識が飛んでいってしまうような微睡みが、じつに気持ちがよくて、病みつきになりそう。真の豊かさやゆとりを感じられた気分で、リフレッシュできました。
発酵料理人監修、やさしい味わいの禅坊料理に舌鼓
お待ちかねの夜ごはんは、割烹出身のシェフが作る精進料理のようなやさしい禅坊料理。動物性、砂糖、小麦粉(グルテン)、油などを一切使わずに、良質で無添加の材料を使用するヘルシーな料理。伝統的な調味料のみを厳選し、日本にしかない菌である麹を巧みに使った、体に負担がない、環境と一緒で自然に逆らわない料理が供されました。目にも美しく、体に優しい禅坊料理を、ゆっくり素材の旨みを感じながら噛みしめて頂きました。
満月に照らされて…夜の“ZEN WELLNESS”
夕食後、22時の消灯前に行われる、お待ちかねの満月メディテーション。デッキに集合すると、暗闇の中に煌々と光る満月の明かりがまた色っぽく、昼とは異なる景色が広がっていました。夜も呼吸に集中し、より深く禅のマインドフルネスな世界を堪能できました。終わったあとには、書に集中してもいいし、満月の景観の中で各々過ごす自由時間。本当に心地よくのんびり過ごせて、安らげました。部屋に帰り際、食堂に用意されていたのは笹に包まれたおにぎりと梅干セット。消化のよい禅坊料理で小腹が若干空いていたので、とても嬉しいサービスでした。消灯が早いので眠れるか心配でしたが、音のないシーンとした空間だったので、クセになっている就寝前のスマホいじりも止め、気づいたら深い眠りに落ちていました。
翌朝は6:30に起床。デッキの雑巾がけから始まる“おつとめ”から朝を始め、そのあとはまた禅体験。心身ともにリラックスして整い、チェックアウトとなりました。
オーベルジュでの本格フレンチランチを堪能して帰路へ
2軒隣接する「オーベルジュ フレンチの森」のフレンチレストランが美味しいと聞きつけ、そのうちのひとつヌーベルキュイジーヌ「プランス・エトワール」へ、ランチに伺うことに。淡路島の食材をふんだんに使用した、美しい一皿一皿を堪能。繊細な味わいも、火入れもどれも素晴らしく、前日の禅坊料理のヘルシーさの反動か、パフェまでペロリとフルで頂きました。
ポテンシャルの高い島を味わいつくすべく、淡路島産の野菜や食材が買える市場「クラフトサーカス」や、パワスポ的な神社に寄り道して帰るのもおすすめ。ゴルフ場もあるみたいなので、またゆっくり2泊くらい再訪したいなと思いました。今回の未知なる禅と満月を愉しむ旅は、違う世界観を知れて大満足! 彼と行くよりは、女子友や母、おひとり旅に熱烈レコメンドです!
施設情報
禅坊 靖寧
兵庫県淡路市楠本字場中2594-5
☎0799-70-9087
www.zenbo-seinei.com
オーベルジュ フレンチの森
兵庫県淡路市楠本字場中2393-8
☎0799-70-9060
frenchnomori.jp
日帰りプラン ペアチケットを5組10名様にプレゼント!
日帰りプラン「ZEN Wellness」のペアチケットを5組計10名様にプレゼント!
「禅坊 靖寧」の禅体験をぜひトライしてみたい!という方に、日帰りプラン「ZEN Wellness」のペアチケットをプレゼントします。淡路島の秘境へ足を運べば、心も体もリフレッシュできること間違いなしです!
チケット有効期限:2023年3月31日まで
プラン詳細:https://www.zenbo-seinei.com/onedayplan
※チケットの使用可能日程については公式HPにて予約可能な日程に限ります。
※応募には「CLASSY.Plus」への登録が必要です。
※応募期間は2022年9月27日(火)から2022年10月20日(木)23:59までです。