一定の経験を重ねたアラサー女性のなかには、仕事ができる男性に惹かれる方も多いでしょう。顔の美しさや、スタイルの良さよりも仕事ができることの方が大事!という人にとって、仕事ができない男性は早く見極めたいもの。
実は、そんな仕事ができない男性たちには共通の発言や言い回しがあるよう。今回は、“仕事ができない男性に多い発言”を5つご紹介します。
1.いつでも「電話しなきゃ」
今はメールやチャット、LINEなど、連絡ツールがいくつもあって、電話を使うシチュエーションは限られています。ひと昔前は、ビジネスシーンにおいては口頭で話すことが礼儀正しいと言われましたが、最近ではその常識も変わってきており、実際、電話は相手の都合を無視して、一方的に言いたいことを言うツールとして敬遠される風潮も。
例え、相手が急ぎの用事で大変な状況にあっても、電話は着信した時点で相手の作業を強制的にストップさせ、会話の分だけ時間を奪われるという考え方をする人も多いのだとか。
一方、メールやチャット、LINEは、相手が都合の良いときに返信ができる連絡ツール。もちろん即返信してもいいし、忙しければ返事をあとで送ることもできます。
そのため、仕事ができる人ほど、電話は急用でない限り使わないというビジネスマンも多く、大した用事でもないのに、すぐ「電話しなきゃ」と言う男性は、“仕事ができない”という烙印を押されることもあるようです。
2.「あの人、ほんとに仕事できないよね」
他人の批判が多い人ほど、仕事ができないことも。
たとえば、上司からの指示どおりに動けなかった際に「指示の出し方がヘタ」と文句を言ったり、他人のミスをあげつらうことで、自分の実力の低さを周囲の目から逸らそうとしたり……。
ただ、このようなタイプは少し付き合えば、仕事ができないタイプと周囲も気づくはず。エラそうに周りの人を見下しても信用されず、「あーハイハイ」と思われるのがオチでしょう。
3.「やります」から一転「できません」
「やります」と断言したのに、少し経ってから「やっぱりできません」と言うのは、仕事ができない人に多いよう。またこのようなタイプは、計画性がなかったり、適切なシミュレーションができず、周りを振り回しがち。
さらに、自分が身勝手なことをしている自覚がなく、「やる気はあるんだけど、時間が足りないんだ」と、自分本位な考え方をする人も。
一見するとやる気にあふれ、責任感もあるように感じますが、実際のところは“仕事ができない人”とみられることが多いでしょう。
4.常に「忙しい」アピール
いつも自分が忙しいことをアピールする男性は、言うほど忙しくなく、仕事もできないことが多いです。“忙しい人”と周囲に認識されることで、頼まれごとや、業務が増えることを避けようとする狙いもあるのだとか。
そういう男性は「俺、忙しいからこれ以上はできない」を、断る理由にしがち。
ですがそのようなタイプこそ、総じて私語が多かったり、お茶や喫煙での休憩を頻繁に取っていたりするもの。本当に忙しいのか、口先だけの中身スカスカ男なのかはきちんと見極めましょう。
5.「良い時計してるヤツは仕事できる」
やけに腕時計を自慢してくる男性はいませんか? 少し前までは、高級な腕時計をする人は「たくさん稼いでいる=仕事ができる」という証拠だったのかもしれません。ですがアップル社の共同設営者の一人で、iPhoneやiPodを世に送り出した故スティーブ・ジョブズ氏は、2万円ちょっとのセイコーの腕時計を愛用していたし、マイクロソフトのビル・ゲイツは安価なカシオのデジタルウォッチを好み、Facebookのマーク・ザッカーバーグにいたっては、腕時計をしないという話もあるのだとか。
腕時計の値段は、仕事の出来にそれほど関係なく、これ見よがしにブランドものの腕時計を見せびらかす……そのような人の中には仕事ができないタイプもいるのかも。
■本当にデキる男性とは……?
本当に仕事がデキる人の中には、無口な人も多いでしょう。シンプルな思考で仕事だけに集中するため、余計なアピールやムダな行動がないように感じられます。
意外にも、職場で目立たない男性ほど、実は周囲を圧倒するような実力の持ち主ということだってあります。ビジネスパーソンとして尊敬できる男性を彼氏にしたいと考えるなら、わかりやすく忙しいアピールをしたり、あからさまにマウンティングをしたりする人は避け、自分の業務に熱心に取り組む男性を選んだほうが良いのかも。
文/沙木貴咲 画像/Shutterstock(fizkes、Spectral-Design、Sketchphoto、Antonio Guillem、Maslowski Marcin、Ilya.K、Patricia_studioX)