婚活をするうえでは、実家がお金持ちであることや、いわゆる“箱入り娘”というのが、マイナスな印象になることもあるようです。お嬢様育ちの女性に対しては、結婚生活を想像しにくいという理由があるからかもしれません。
今回は、そんな“非モテ”お嬢様エピソードを3つご紹介します。何不自由なく育ったお嬢様気質の女性は、少し気をつけたほうがいいかもしれませんよ。
1.一般的な金銭感覚でない
「このシャツは5万円」「実家で使っているマグカップは7千円」と、金銭感覚が一般的な相場とズレている場合、男性に“ナシ判定”されてしまう可能性が高いでしょう。
洋服が数万円、アウターが10万円以上というのは、相応のブランドであればよくある話。ですが、婚活の場では「お金がかかる女性」と見なされ、男性から敬遠されるポイントになってしまう可能性も。
筆者の後輩は、父親が会社を経営する、いわば“社長令嬢”なのですが、婚活パーティーで「ショッピングには母親を連れていき、お金を出してもらう」と話して、男性に冷笑されてしまいました。
しかもそのとき身に着けていた靴やバッグ、スマホケースはラグジュアリーブランドのものばかり。わかりやすい“成金ファッション”に、男性たちもあきれ顔でした。
もし自分の金銭感覚が、一般的なものより少しズレている自覚があるなら、自分から持ち物やショッピングの話を振るのは避けたほうが無難でしょう。
2.「あまり電車に乗ったことがなくて」
「移動は自家用車かタクシーがほとんどで、電車や地下鉄、バスを利用したことがない」という女性は、間違いなく婚活男性にドン引きされます。
学生時代のエピソードとして、「ママが車で毎日送り迎えをしてくれた」「塾にはタクシーで通っていた」というのは、一般的な家庭にとっては別世界の話。男性たちは、“近寄りがたいお嬢様”というイメージを抱くかもしれません。
また、そういうお嬢様に限って、運転免許を持っていないことが多いんです。“乗り専”として堂々と振る舞われると、「俺は運転手か!」とイラっとする男性もいます。当然ながら、婚活においては妻候補に見られにくいでしょう。
3.「ママに聞いてみる」と何でも親に確認
男性でも過度なマザコンは勘弁してほしいですが、何でも親に決めてもらうお嬢様だってキツイでしょう。あまりにも自立心がないと、うんざりしてしまう男性も多いはず。
以前勤めていた会社に、親が過保護だという女性同僚がいましたが、「結婚したくてもできない。相手が決まらない」と悩んでいました。母親が認める男性でなければ、結婚を前提にしたお付き合いができなかったんです。
彼女に告白した男性もいましたが、「親に確認するから返事を待って」と言ったら、逆にお断りされたそうで……。
社会人なのに、交際相手を親の判断に委ねるというのは……人生の伴侶として考えると、不安になってしまうでしょう。 断られたのも当然かもしれません。
■「世間知らずなお嬢様」は嫌われる!
結婚するとなった場合、実家がお金持ちというのは、配偶者からすればメリットも大きいはず。それだけでダメというわけではないんです。
結局、実家が裕福な女性が嫌われるのではなく、“世間知らずで常識のない女性”が嫌われるということ。
もし、自分が“お嬢様”だという自覚が少なからずあるなら、金銭感覚や自立心について、今一度チェックしてみるのも手! 婚活をするうえで、お嬢様であることが吉と出るか凶と出るかは……あなた次第です。
文/沙木貴咲 画像/Shutterstock(Kiselev Andrey Valerevich、Africa Studio、Kzenon、fizkes、 YuriyZhuravov)