あなたは普段、家族とのLINEでどのようなやりとりをするでしょうか。
事務連絡だけ淡々とやり取りする人もいれば、その日あった出来事やおもしろネタを送り合ったりする人もいるでしょう。
もしそんな家族に、彼氏や友達に送るはずだったLINEを誤爆してしまったとしたら……?
今回は、恥ずかしいものから気まずいものまで、さまざまな“家族への誤爆LINE”をご紹介します。
■必死なのがバレた…「婚活の感想LINE」
「もう結婚適齢期だし、子どもも欲しいから親には内緒で婚活パーティーに行ったり、相席屋に行ったりしてたんです。結構本気で婚活してるんですけど、なかなかご縁がなくて……。思わず婚活仲間に『同僚と合コン行ってきたけど、今日も収穫ゼロ! どこかに年収700万円以上で、専業主婦OKで、相手の親と同居なしのイケメン30代いないかなぁ~』って盛大に愚痴ったLINEを親に誤爆しちゃいました」(28歳女性・医療関係)
アラサーともなれば、両親からもそろそろ「結婚はいつなの?」と聞かれる人も多いのではないでしょうか。「そのうちね~」「いい人がいたらね」などと言いつつも、出産のタイミングなどを考えると、焦りを感じてしまうことも……。
そんな焦りから、思わず婚活の愚痴を言いたくなることもあるでしょう。しかし、誤って両親に送ってしまうと「あの子はちゃんと結婚できるのかしら……」なんて、余計に不安を与えてしまう恐れも。くれぐれも誤爆は避けたいところですね。
■穴があったら入りたい!「デート後のラブラブLINE」
「彼氏とのデート終わりに、彼氏よりも早くデートの感想を伝えたくて、急いで送ったら間違えて兄に送ってしまいました……。内容も『今日のすごく気持ちよかったよ♡』とか書いていて、“今すぐ消して!”って感じでした。デート後でちょっと浮かれていたんですけど、一気に現実に引き戻されましたね」(26歳女性・介護関係)
実は、デート後のLINEを誤爆してしまうケースは少なくないようです。デート後で気持ちも浮ついていたり、相手よりも早く送りたいと思っていたり、興奮が覚めないうちに送ろうとした結果、誤爆してしまうのでしょう。
せっかくの楽しい気分も、誤爆してしまうと一気にテンションガタ落ちに……。LINEの文面だけでなく、送信相手もしっかりチェックして送るようにしましょうね!
■見られたくなかった…「元カレへの未練LINE」
「2年くらい前に別れた元カレのことがずっと忘れられなくて、あいまいな関係のままズルズル来てしまったんですけど……。意を決して『やっぱり、友達じゃなくて〇〇の彼女でいたい。もう一度好きになってもらえるように頑張るね』って送った相手がなんと父親でした」(30歳女性・金融)
過去の恋愛を美化してしまい、なかなか前に進めなかった経験のある人も多いのではないでしょうか。復縁を望む女性の切実なLINE。きちんとその思いが元彼に届けばいいのですが、思わず家族に誤爆してしまったら……。
特に両親への誤爆だと、「うちの子は大丈夫かしら」「変な男につかまっているんじゃないだろうな」など、心配になってしまうでしょう。自分のありったけの思いを伝えるだけ伝えたら、次は未来の恋に目を向けてみてもいいのかもしれませんね。
■気まずいことこの上なし!「上司との不倫LINE」
「会社の上司と不倫していて、関係への不安から彼に病んでいるLINEを送ったはずが、間違えて父親に送っていました。内容も内容で、『奥さんと別れてくれるって言ってたの、信じてもいいの?』『会社で奥さんの話するのやめてよ』なんていうもので……。その後、両親からかなり問い詰められて、結果的に上司とも別れることになりました」(31歳女性・IT関連)
禁断の恋のLINEは、誰にもバレないよう細心の注意が必要です。とはいえ、日常的にやり取りをしているとどうしても油断してしまう瞬間もあるでしょう。特に関係が順調で絶対にバレない自信がある人ほど、思わぬミスを犯してしまう可能性があるので要注意。
こちらの女性は、誤爆してしまったものの不倫を卒業できたようですね。別れたときこそ悲しいかもしれませんが、ズルズルと不倫にはまり、後戻りできない状態までいかずに済んだのは不幸中の幸いと言えそうです。
笑い話で済む内容だけでなく、本気でバレたらまずいLINEを誤爆してしまっている人も意外と多いようです。特に複数の人とLINEをしていると、誰とやり取りしていたのか混乱しやすくなります。送る前には、必ず送信相手を確認するようにしましょうね!
文/大内千明