CLASSY.カバーモデル松島花の「プロフェッショナル」【似合う似合わないって誰が決めたの?】

花ちゃん連載も早いもので7回目。今回はスタイリストの斉藤美恵さんをゲストにお招きしました。辛めでシンプルが好き、おしゃれのためなら頑張れる、という共通点をもつふたりならではのこだわり炸裂。大人の階段を上る私たちの参考になる、似合うもの好きなものについてのアツいトークです。

今回のゲストは…スタイリスト・斉藤美恵

Profile
商社・アパレルなど勤務後、専業主婦を経てVERYのライターからスタイリストへ転身。CLASSY.やVERYなど女性誌をはじめ、WEBメディア、ブランドカタログと、幅広い分野で活躍。洗練されたスタイルの中に遊び心が垣間見える、まさに大人のシンプルカジュアル巧者。

知的でノーブルでベーシック ひとさじのハズしで今のムードに

花:私、コンバース愛好家ですが
シャツ¥39,600(マディソンブルー)スカート¥16,500(AKTE)スニーカー¥7,700(ヴァンズ/ヴァンズ ジャパン)

花:私、コンバース愛好家ですが、実はVANSを履いたことがないんです。
斉藤:ストリートっぽさがよくないですか?服が上品ノーブルで足元はカジュアルというバランスは、大人ならではのこなれ感が出ますよね。ちなみに、このスタイリングはある女性をイメージしているのです。花ちゃん、わかるかしら。
花:もしや…キャロリン・べセット・ケネディ⁉素敵な方ですよね。
斉藤:シンプルなおしゃれの素敵さを教えてくれた人ですよね。彼女が存命だったら今ごろどんな感じなのかしら…。
花:本当ですよね。彼女みたいにシンプルなのにらしさ漂うスタイリングが理想です。ところで似合わないから、という理由で好きなものを着ない人もいますけれど、美恵さんはどう考えます?
斉藤:好き!と思ったら、まず取り入れて、自分にフィットさせていけばいいじゃない。だって…そもそも、似合う似合わないって誰が決めたの?という話。
花:確かにそうですよね。自分がまず楽しむ方向にエネルギーを使いたい。
斉藤:トライし続ければ、好きなもの=似合うもの、に育っていくはず!

\松島 花ちゃんからコメント/

「似合う似合わないって誰が決めたの?」という言葉に共感しきりだった今回のセッション。シンプル好きだったり、もの選びのスタンスが似ているところだったり、大事なことが近しいところにシンパシーを感じました。スタイリストというお仕事も、がむしゃらにではなく、求められ、なるべくしてなった感じが、とても美恵さんらしい。好きなものがだいぶ固まってきた32歳の私。自分の枠を狭めすぎず、じっくりとおしゃれを見極める視点を磨いていきたいです。

撮影/伊藤彰紀(aosora) モデル/松島 花 スタイリング/斉藤美恵 ヘアメーク/森野友香子(perle management)取材/西道倫子 再構成/Bravoworks.Inc

Feature

Magazine

最新号 202412月号

10月28日発売/
表紙モデル:山本美月

Pickup