働き方が多様化している今、CLASSY.世代は仕事についてどのように考え、どのような道を選択しているのでしょうか?起業・副業・複業・インフルエンサーとして収入を得る…今どきの「働き方」についてレポートします。
働き方「副業」
〝ライスワーク〟と〝ライクワーク〟を両立する
お話を伺ったのは…Nさん 29歳・会社員/ヨガインストラクター
高校卒業後、信用金庫に就職。1年間の語学留学、飲食業、広報PR、総務兼秘書を経て広告コンサルティング会社に転職。2年前よりヨガインストラクターとしても活動中。
副業の「きっかけ」
自分に自信を取り戻してくれたヨガのよさを広めたいと思った
地方から上京してキラキラした周りの友達に劣等感を感じたり、虚無感を感じていた時にヨガに出会い、心の落ち着きを取り戻せたことでヨガの世界にハマりました。さらにヨガを深めたいと思って学んでいるうちに、自分でもヨガのよさを広めていきたいという気持ちになり、RYT200という200時間のトレーニングを受け指導者の資格を取得しました。
副業の「始めるまでの準備」
ヨガを副業にするために本業の仕事を転職して資格取得
ヨガの資格を取ろうと決めて、トレーニングに通うための時間とお金を確保できる勤務時間・給与の会社に転職しました。’20年から半年間トレーニングに通い、ヨガスタジオのオーディションを受けてインストラクターとしてデビュー。スタジオでのレッスンと並行してピラティスを教えている仲間ともレッスンを開催することに。
働き方「複業」
お花の仕事・契約社員・家業手伝いで充実した毎日に
お話を伺ったのは…Mさん 31歳
フラワーアーティスト/出版社契約社員/家業手伝い
出版社の正社員から、同じ会社の週3勤務の契約社員にキャリアチェンジ。休日を活用してフラワーアーティストとして活動するほか、家業の建築会社の事務なども手伝っている。
複業の「きっかけ」
先生の幸せそうな姿を見て好きなことを仕事にしたい!と決意
祖母がお花好きで常に花がある家で育ち、中学高校は華道の授業があったりと花は身近な存在でした。仕事やプライベートで大変なことが重なって精神的に落ち込んでいた時期、当時通っていたお花のレッスン中だけは無心になれて、嫌なことも忘れてお花に癒されていました。先生が花に「可愛いね」と話しかける幸せそうな姿を見て、自分も好きなことを仕事にしたい!とお花の道に進むことに。
複業を「始めるまでの準備」
お花を本業にしようと退社を決意→慰留され契約社員に
「退社してお花の道に進みたい」と伝えたところ、ありがたいことに「仕事を軌道に乗せるまでは経済的にも安定していたほうがいいのでは」と社長から週3勤務の契約社員として慰留のお話が。最初は自分だけに都合がいいような気がして迷いましたが、上司のアドバイスもあり契約社員として働かせてもらいながら、先生のアシスタントとしてお花の勉強をすることになりました。
イラスト/green K 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc
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