通勤やお出かけでたくさんの人が利用する電車。みなさんは、周りに迷惑をかけたり、引かれてしまうような行動はとっていないでしょうか?
“自分は大丈夫”と思っていても、気づかないうちにNGマナーになってしまっているかもしれません。そこで今回は、女性と男性に聞いた、イラっとする電車マナーをご紹介。
ぜひ、普段の自分の行動を振り返りながら、読んでみてくださいね。
1.髪が顔にあたる
「満員電車で女性が髪をかきあげたとき、長いし、毛先を巻いているからか、いちいち顔に髪があたってすごい不快でした。混んでいるときに髪をかきあげなくてもいいのに……。距離が近いんだから気を付けてほしいですよね」(28歳男性・弁護士)
今回のように、長い髪をかきあげる以外にも、ポニーテールの毛先がチクチクとあたって最悪だった……という方もいました。
満員電車など、人との距離が近くなってしまうと分かっている場合には、人に髪があたってしまいそうな仕草や髪型は避けたほうがベター。知らず知らずのうちに、周りの人に迷惑をかけてしまわないように気を付けてくださいね!
2.ドアの両脇を死守する
「空いてる時ならまだしも、混んできてもドアの両脇から絶対に離れない人ってすごく迷惑……。降りるのさえ難しいほど混んでいても、絶対にその場所から離れないから、その人のせいで降りる幅が狭くなるし。ドアの両脇にいたい気持ちは分かるけど、わきまえてほしいですね」(31歳女性・美容師)
ドアの両脇のスペースは、確かに立ちやすいですが、混雑しているときには乗り降りの邪魔になることも多いですよね。特に、通勤や通学で混む時間帯は、乗ってくる人にも降りる人にも迷惑になるため、状況に応じて動くようにしたいものですね。
3.窓に映る自分をずっと見ている
「迷惑とかじゃないけど、隣に立っていた女性が、窓に映る自分の顔や髪型をずっと見ていて、たまに髪を直したりしていたんですよね。すごく自意識過剰な感じがして、引きましたね」(26歳男性・金融)
地下鉄や夜の電車内で窓に向かって立っていると、窓に映る自分が目に入りますよね。少しの時間なら気づかれませんが、長い時間見ていると隣にいる人に気づかれるので要注意!
「この人、自分のことすごい見てるな」と恥ずかしい思いをする可能性も……。窓は鏡ではないので、メイクやヘアスタイルのチェックはほどほどにしておきましょうね。
4.メークを落とす
「終電に乗っているとき、メークシートで化粧を落としている人がいてびっくりしました。『化粧をするのもアウトだけど、落とすのはもっとアウトじゃない!?』って思ったし、女性として恥ずかしくないのかな。周りの男性もびっくりしていました」(29歳女性・デザイナー)
電車内でのNGマナーとして、化粧をすることはもはや定番になりつつありますが、メークを落とすこともアウトですよね。公共の場でメークを落としてスッピンになるなんて、さすがに周りもドン引きせずにはいられませんよね。
たくさんの人が利用する電車では、他の人に迷惑にならないよう意識して行動することが大切です。混雑しているときなどは特にイライラてしまう人も多いので、トラブルを避けるためにも、しっかりマナーを守っていきましょう!
文/桜井美穂子 画像/Shutterstock(eldar nurkovic、Yulia Grigoryeva、Halfpoint、Natee Meepian、Yevhen Rehulian)