「勘違いしてない…?」“意識高い系”ビジネスマンがやりがちなコト4つ

本当に高い理想を掲げて一途に努力する人もいますが、いわゆる“意識高い系”を気取っただけの男性もチラホラ……。特にIT業界は、一歩先を進むようなイメージがあり、そこで働く人たちはみんな意識が高そうに見えてしまいます。

しかし、本当に意識が高いのかどうかは不明な男性もいるようです。今回はそんな意識高い系男性のイタイ行動を紹介します。あなたの周りにも、こんな男性はいませんか?

1.オフィス外で仕事をしたがる

■1.オフィス外で仕事をしたがる
出典: g-stockstudio/Shutterstock

ノマドワーカー気取りなのか、社内に自分のデスクがあるにもかかわらず、ノートPCを抱えてオフィスの外で仕事をしたがる男性もいるようです。筆者がIT企業で勤めていたときも、そんな男性がいました。

「社内にいると気が散って、良いアイデアが出ないから」
「スマホとノートPCがあれば、仕事する場所を選ばないよね」

なんて言っていましたが、ミーティングに遅れたり、会社に彼あての電話がかかってもすぐに取り次げず、周りが迷惑してしまうという場面もあったようです。IT業界には、自由な社風の会社も少なくないためこのような働き方をする人も多いと思いますが、自由とワガママを取り違えると、ただのイタイ人になってしまうかも……?

2.もはや会社に住んでいる

■2.もはや会社に住んでいる
出典: Jacob Lund/Shutterstock

友人が勤務する某ベンチャー企業には、一日のほとんどを会社で過ごす男性たちがいたそうです。

朝、家で身支度を整えて出勤し、営業時間内は通常通りに勤務。残業時間に突入して、人もまばらになったオフィスでコンビニ弁当を食べ、「疲れたな」とスーツを脱ぎ、ジャージにお着替え。深夜は、同じように会社に住んでいるような社員と、談笑なのか打合せなのか、どっちともつかない会話をしながら、オフィス内のソファで就寝。早朝に起き出していったん家に帰り、シャワーを浴びて着替えたら、また出勤……。

そんな生活に“デキる男っぽい”と充実感を覚えていた男性もいるようです。しかし、社長からは「ブラック企業と言われるから、会社に泊まるのはやめて」と泣きつかれたり、彼女にフラれてしまったという人も……。お泊り組のうち、ちゃんと出世した人もいますが、単に社内でダラダラしていただけの悲しい意識高い系もいたようです。

3.ランチミーティングばかりしたがる

■3.ランチミーティングばかりしたがる
出典: Roman Samborskyi/Shutterstock

本当に意識の高い人は、たくさんの業務を抱えているもので、食事をする時間も惜しんでミーティングをします。しかし、それほど多忙でもないのに、何かというと「ランチミーティングしよう」と言いたがる男性っていませんか?

見知らぬ他社の女性を交えて、特に仕事の話を進めていないような男性の姿を見ると、もはやランチ合コンかと疑ってしまうほど。ランチミーティングの意味と必要性を正しく理解していない人は、ひそかに冷たいまなざしを向けられているかもしれませんね。

4.「遊びに行ってんの?」と思えるアポが多すぎる

■4.「遊びに行ってんの?」と思えるアポが多すぎる
出典: Olena Yakobchuk/Shutterstock

意識高い系男子はやたらと人脈が広いようですが、「〇〇の△△さんに会ってくるわ」など、目的がわからない外出も少なくないようです。会いに行っても、仕事の話は2割で、あとは世間話をダラダラ……。そんな暇つぶしにさえ思われてしまうアポは仕事と呼べるのでしょうか?

本当に意識が高い人は、他愛のないおしゃべりからも新規事業を生み出せるのでしょうが、それを真似ただけのおサボり君は、“仕事ができないダメな人”と思われてしまうこともあるようです。

 

本当に意識の高い人は、そもそも思考が深かったり、目指す理想が高すぎたりして、本人も気づかないうちに目立つ行動を取ってしまうのかもしれません。結果的にインパクトのある言動が多くなっているだけで、「こんな行動ができる俺って、カッコいい」とは思ってもいないはず。

真のビジネスパーソンを真似することは、決して悪くはないでしょう。しかし、真似るだけで終わってしまうと、周りから“イタイ人”と思われてしまいます。思考や発想など、中身まで真似ることができないと、本当の意味で意識が高い人にはなれないのです。

うわべだけの意識高い系男子と、優秀なビジネスパーソンをしっかり見極められる女子は、彼氏選びでも失敗がないかもしれませんね。

 

文/沙木貴咲 画像/Shutterstock(Flamingo Images、g-stockstudio、Jacob Lund、Roman Samborskyi、Olena Yakobchuk)

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