ドラマ、バラエティ、ラジオ…各方面で活躍中の茜ちゃんがCLASSY.のカバーに初登場!自分のことを〝止まっていられない性格〟と語る彼女。会う人みんなを虜にする笑顔と芯の強さ、その原動力は一体どこから?今一番輝いている人、堀田茜・29歳の秘密に迫ります!
29歳のいま×堀田茜
もうすぐ迎える30代は小さな積み重ねをカタチにしながら中身のある大人になりたい
堀田 茜「5つの私」――最後は、 29歳のひとりの女性として。仕事、恋愛、そして生き方… 今感じている率直な気持ちを 本音で語ってもらいました。
今年の10月で、ついに30歳。今は20代最後の一年を過ごしている真っ只中です。だから最近は、よく30代になってからのことをよく考えます。でも不安になることはまったくなくて、むしろ楽しみなことばかり!周りに楽しそうな30代の方が多いからかな?良い影響をもらっているのかもしれません。気になったことや興味のあることにはフットワーク軽く何でも挑戦しちゃう先輩たちの姿を見て、「私もどんどんやってみたいな」と思うんです。今気になっているのは、瞑想、キックボクシング、釣り、スキューバダイビングの資格取得、国内旅行や各地の美術館めぐり…とにかく時間が足りない!(笑)だから常にアクティブでいることを肝に銘じて、一日一日を無駄にせずいい意味で〝忙しく〞過ごしたいなと思うんです。オフの日もやりたいことに繋がる過ごし方をしたり。30代は、そういうちょっとした日々の積み重ねで中身が豊かな人間になっていきたいなと思っています。
あと私は昔から好奇心旺盛なタイプで、〝自分の知らないことをなるべく減らしたい〞〝色んな世界を見てみたい〞という思いがあるんです。その姿勢は仕事でも同じ。やってみたいこと、興味のあることにはとにかく全部挑戦したい。モデル、女優、タレント、ラジオ…とジャンルを広げてきたのも「全部頑張りたい」と自分から声を出し挑戦してきたからこそ。
怖いもの知らずの性格もありますが、私は無知でいることが一番怖いのかもしれません。色々やっているからといって決して器用貧乏にはなりたくはないし、ジャンルでくくられないような人になりたい。だからこそ、その時その時のお仕事に一球入魂。時間はかかるかもしれませんが、それぞれのジャンルをしっかり自分のものにして確立していきたい!と思っているんです。
いざ演技の世界に入ってみると、突出した才能がある方々にたくさん出会います。でも自分と比べても仕方ないし、私は自分自身と向き合ってできることをやるしかありません。演技も10年近くコツコツ続けてきたら、最初は全く違うと思っていたモデルの仕事との共通点が見いだせる瞬間があったり。
どの仕事も決して一筋縄ではいかないし正解はないけれど、自分らしく向き合って、向上させたいと感じています。こんなふうに20代で幅広いジャンルに挑戦してきたおかげで、今年も楽しみにしていたお仕事の予定が色々あります!今の私は仕事の基礎を作った状態なのかも。今後はもっともっとその基礎を固めながら、信頼される人になっていきたい。現状維持ではなくて、ずっと成長し続けたいと強く思うんです。
一番最初からやっているモデルのお仕事だって、似たようなポージングばかりだとマンネリ化しているようで嫌なんです。「私、止まってる」と思うのが一番のストレスになってしまう性格で…。停滞しているのがとにかく苦手で、止まることの出来ないマグロみたいな性格だと思っています(笑)。とにかく前へ前へ、常に泳ぎ続けないと!目標は、どの現場でも「堀田茜でよかった!」と思ってもらえるような人になることです。
真面目に誠実に、仕事もプライベートも、そして恋愛も…!アラサーは結婚も意識し始める年齢ですよね。私は去年初めて友達の結婚式に参加したんですが、仲良しグループ3人のうち2人結婚が決まったので、どうしても“結婚”という単語が頭をよぎります(笑)。でも、結婚は年齢で焦ってするものでもないなぁと。今はやりたいことがたくさんありすぎて、今の自分では結婚して家庭を持つイメージが持てないのかも。でも、矛盾しますが、めちゃくちゃ憧れてはいます…!いい方に出会えたら、いいタイミングで結婚できたらなと思っています。
20代ラストの一年。大きな方向転換はないけれど、引き続き積み上げてきたものに誠実に取り組みたい。そうすればきっといつか実を結ぶと思っているので。人に対しても、物事に対しても…〝真面目にやる〞ということが、すごく私が大切にしていることなんです。周りの友達も仕事や恋愛に真面目なコが多くて、「やっぱり何事も真面目が一番だよね」という話をよくします!(笑)これからも引き続き、仕事もプライベートも誠実に真面目に、粛々とやっていく。それが私のスタイルです。
撮影/倉本ゴリ(PygmyCompany) モデル/堀田 茜 ヘアメーク/神戸春美 スタイリング/乾 千恵 取材/佐藤かな子 撮影協力/J-WAVE(81.3FM)再構成/Bravoworks.Inc