独身アラサー女性マンション購入の罠【金利の安い住宅ローンって?】ー編集M、家を買うvol.3ー

約1年前、コロナ禍で突然「マンションを買おう!」と思い立ち、購入に踏み切った編集M。その内容は本誌でも紹介しました。ところが想定外の落とし穴にはまり、購入を一度断念。なぜ断念したのか?そしてついにたどり着いた新居は…?編集Mが再び発起し、マンション購入に至るまでの過程を、事細かに紹介します!

独身アラサー女性マンション購入の罠【金利の安い住宅ローンって?】ー編集M、家を買うvol.3ー

金利の安い住宅ローンは通りにくい?

ライターY(以下Y)「1回目で住宅ローン審査が通らなかった話を聞いたけど、そのときはどんな銀行に申請していたの?」

編集M(以下M)「ローンはやっぱり金利の存在が大きいので、調べてみて金利が安いところから申請しました。そこの金利は当時0.29%だったはず。ネットで簡単に返済シミュレーションができるから私もやってみて、これくらいの額なら頑張れる!と夢が広がっていたんだけど。金利が安い銀行は審査に通るのが難しかったです」

Y「金利の安い銀行とそれなりの銀行だと、どれくらいの差が出るんだろう?」

M「ネットでシミュレーションしただけですが、金利の0.29%と0.4%で月5,000円くらい差がある感じでした。それが12カ月、35年って考えると、200万円は違いが!結局0.29%のところは審査が通らなかったので、泣く泣く諦めました…」

Y「安く見積もったのは良くなかったね。返済期間はどう考えているの?」

M「私は今年35歳になるんですが、住宅ローンが組める最長の35年にしました」

Y「ローン払い終わるのが70歳!定年過ぎているじゃん!払える?」

M「繰り上げ返済も見越してはいるんですけど、今は低金利の時代だから長く払ってもそこまで差はでないし、毎月の返済額を増やして家計がきつくなるのはいやなので、まずは最長でローンを組みました。あと極端な話、自分が死んでしまった場合ローンを払わなくて済む保険もあって、その可能性はなきにしもあらずなので(笑)」

Y「返済プランがきちんとあるんだったら、のんびり返済するのもいいね!」

イラスト/菜々子 取材/よしだなお 構成/CLASSY.編集室

Feature

Magazine

最新号 202412月号

10月28日発売/
表紙モデル:山本美月

Pickup