会社でほとんどの方が関わっているであろう既婚上司。上司の人柄によっては、仕事の相談やプライベートな相談をしたり、冗談を言い合うほど仲が良い、という方もいるかと思います。しかし、あまり深く考えずに接していると、気づかぬうちに既婚上司の不倫スイッチを押してしまうかもしれません。
そこで今回は、既婚上司の不倫スイッチを入れてしまう発言をご紹介。どんなに仲が良くても、一定の距離感を保ち、無意識に言ってしまわぬように気を付けましょう。
1.「仕事が辛くて……」弱音を吐く
「仕事がうまくいかず、ミスが続いて苦しかったとき。上司が相談にのるよとランチに誘ってくれたので、つい弱音を吐いてしまい、『〇〇さんがいてくれて良かった』と言ったら、もっと慰めてあげたいと言われた」(26歳・OL)
弱音を吐くというのは、相手に「俺だから話してくれたのか? 」という“特別感”を与えます。特に上司は、若い女性からメンタル的な部分で頼られることが少ない傾向にあるため、「この子を助けてあげたい」という気持ちになってしまいがち。その気持ちが恋愛感情にも変わりやすいので、不倫スイッチが入る可能性も高くなるのかも。
2.「彼氏と別れてしまって……」マイナスな恋愛相談
「長く付き合っていた彼氏と別れてしまったのが辛くて、仲の良かった上司に、寂しくて辛いと言ってしまった。そしたら『結婚しているけど、その男よりもよっぽど満足させられる。俺ならそんな思いさせない』と迫られたことがあります」(31歳・コンサルタント)
既婚の上司に恋愛相談をする場合、マイナスな相談や失恋の痛手を話すのは避けたほうが賢明。恋愛の話をすることで男女の雰囲気を醸し出すだけでなく、「もしかして付け入る隙があるかも?」と思わせてしまうかも。相談対象の男性の愚痴を言えば言うほど、「俺ならそんな思いはさせない」と既婚者ながら考えてしまう男性もいるので、発言には注意を。
3.「〇〇さんと一緒にいると落ち着きます」意識させる褒め言葉
「外回りに一緒に行くことが多い上司がすごく穏やかな人で『〇〇さんて優しいし、年上の包容力もあるし、一緒にいると落ち着きますよね』と言ったら、『俺もそう思ってた。俺らって相性良くない?』と言われ、上司が距離を詰めてきた」(28歳・営業)
上司にとって、年下の女性からの「落ち着く」は嬉しい褒め言葉。年上だからこその包容力を褒められたことで「もしかしたら、チャンスあり?」と思ってしまう男性も多いよう。また「一緒にいると」というワードは、交際を連想させてしまうので、避けたほうがいい表現。“あくまでも上司として”というニュアンスを必ず入れて、男性側がその気になってしまう発言をしないようにしましょう。
無意識のうちに押してしまった不倫スイッチにより、既婚上司に迫られたという方も少なくありません。仲良くする場合にも常に一線を引いて、上司と部下の関係が崩れることのないようにしましょう。
文/桜井
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