「2人で飲みに行こう」のLINEがきっかけに。不倫が始まった理由

社会人になると、既婚男性に出会う機会が増えるかと思いますが、あまり深く考えずに仲良くしたり、距離を縮めすぎたりしてはいませんか? 既婚者と一定の距離感を保てないと、不倫をしてしまう可能性が高まるもの。

既婚者との距離を縮めすぎると、どうなってしまうのか……。今回はふたりで飲みに行ったことから、不倫に走ってしまった女性のエピソードをご紹介します。

■憧れのお兄さんから不倫相手に

■Aさんのエピソード「“憧れのお兄さん”から不倫相手に」
出典: Antonio Guillem/Shutterstock

3年勤めた会社にいた4歳上の先輩は、仕事で困っていると助けてくれたり、プライベートな相談にも乗ってくれたりする優しい先輩。みんなで飲みに行くことも多く、すっかり仲良くなった先輩と私は、まるで兄と妹のような関係でした。

その後、私は転職することになり会社を辞めたのですが、退職後も以前の会社の人たちとたまに集まっていたので、先輩とも変わらず顔を合わせていました。

■ある日届いたお誘いLINE

■ある日届いたお誘いLINE
出典: Alliance/Shutterstock

みんなと集まることはあっても、ふたりで会うことは決してなかったのですが、ある日、先輩から「飲みに行こうよ」と連絡がきました。既婚者だから良くないと思いつつも、先輩とは兄弟のような関係。私に対して恋愛感情はないだろうし大丈夫だと思い、飲みに行くことにしました。

■いつもとは違う一面が見えて…

■いつもとは違う一面が見えて…
出典: Nemanja Novakovic/Shutterstock

ふたりで話すとすれば、今まではオフィスや会社の休憩室など仕事での空間だった私たち。自然と一定の距離を保って接してきたのですが、いざふたりきりで会ってみると、その距離はどんどん近くなっていきました。

ふたりのときだからこそ見せる落ち着きや振る舞いに「男性」であることを次第に意識せずにはいられなくなってしまいました。そして、その後先輩が言った一言で私は不倫に走ることになるのです……。

■「俺はずっと可愛い女の子として見ていた」

■「俺はずっと可愛い女の子として見ていた」
出典: Roman Samborsky/Shutterstock

ふたりで会ったことで、先輩に対する恋愛感情に気づいてしまったものの、彼は既婚者。

それを言ってしまったらいけないと思い、この時間を何事もなく過ごして気持ちを封印しようとしました。しかし彼は、ためらうこともなく、真っすぐにこうアプローチをしてきたのです。

「妹なんて思えない。俺はずっと可愛い女の子として見ていたし、ふたりで会うチャンスを狙っていたんだ」

■2人で飲みに行かなければ…

■「2人で飲みに行かなければ…」
出典: Africa Studio/Shutterstock

先輩から告白をされた私は、先輩が既婚者であることを理解しながらも自分の気持ちをセーブできず、断ることができない状態に。そしてそのまま彼と一線を越え、不倫に走ってしまいました。

既婚者とふたりで飲みに行くこと自体がよくなかったものの、彼だったら大丈夫だろうという軽い気持ちで会ってしまったことから、不倫の関係は始まってしまったのです。

先輩の誘いにのらなければ、自分の気持ちにも気づかず、これまで通りの関係でいられたはず……。先輩とは既に別れましたが、既婚者とふたりで飲みに行くことは、不倫のきっかけを作る機会となってしまうことなのだと感じました。

 

既婚者とふたりで飲みに行くことは、相手に“きっかけをつくるチャンス”を与えてしまうことでもあります。今回のケースのように、相手が気になっている存在の男性だと、アプローチされてしまったら歯止めが効かなくなってしまったり、雰囲気に流されてしまったり……。もし既婚者に「ふたりで飲もう」と誘われたら、不倫を回避するために、丁重にお断りしてくださいね。

 

文/桜井美穂子 画像/Shutterstock(Koldunov、Antonio Guillem、Alliance、Nemanja Novakovic、Roman Samborsky、Africa Studio)

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