結婚を約束していた彼氏の突然の浮気……。とてもショックで、冷静にはなれないかもしれません。しかし、そんな状況でも彼との結婚を望むのであれば、冷静な対応をとる必要があります。
そこで今回は、恋愛ライターの筆者が婚約中の彼の浮気が発覚したときに“絶対にやってはいけないこと”をご紹介。慎重な行動をとらないと、最悪の展開を迎えてしまう可能性もあるので注意しましょう。
(1)パニックになって相手を問い詰める
婚約中の彼氏の浮気が発覚したときは、つい感情的になって彼を責めてしまうかもしれません。しかし、だからといって感情に身を任せて、彼を厳しく問い詰めてしまうのはNGです。最初は反省の態度を見せていたとしても、あまりにもしつこく非難してしまうと彼の心が冷めてしまうおそれがあります。
浮気という事実ももちろん無視してはいけませんが、その問題を乗り越えるためには“なぜ浮気をしてしまったのか”、“どうすれば浮気を防止できるか”について考えることが大切です。あなたの冷静な態度に、彼も心を入れ替えるかもしれません。
(2)「私も悪かったし……」と一切怒らない
彼に浮気をされても、「彼のことを怒って嫌われるのが怖い……」と、一切怒れない女性もいるかもしれません。しかし、まったく怒らないというのも、男性によっては「もう少し遊んでも大丈夫かな」と思われてしまう可能性があります。
また、寂しさから浮気を繰り返してしまうという男性もいるようです。そうした、寂しがり屋で構ってほしいタイプの男性からすると、まったく怒らない女性というのは少し物足りなく感じてしまうおそれも。
感情的になりすぎるのも考え物ですが、多少は自分の本音を伝えた方が、彼も反省してくれるかもしれません。
(3)「異性とのLINE禁止」など彼を束縛する
一度浮気されると、次もまた浮気しないかと不安になってしまうでしょう。
しかし、彼の行動が疑わしくなる気持ちはわかりますが、「異性と連絡をとらないこと」「毎日LINEを10往復、電話は1日3回すること」など彼の自由を奪ってしまうと、嫌気がさしてより浮気に走ってしまう可能性も高まります。
浮気発覚後、いったんは彼の様子を見て、反省の色が見えないようなら「相手が悲しむようなことはしない」など、ふたりの間にルールを設けるのがいいかもしれません。
(4)「あなたの友達に言いふらすよ」など脅しをかける
浮気されたことが許せなくて、「浮気したってみんなに言うから」などと脅しをかける女性もいるかもしれません。しかし、本気で告げ口するつもりはなかったとしても、度が過ぎると「怖い」と思われてしまう可能性があります。
もし彼とこの先もずっと一緒にいたいと思うのであれば、脅しではなく「すごくショックだった」「悲しかった」など、浮気によって自分はどう感じたのかを素直に彼に伝えてみるといいでしょう。素直な気持ちにふれた彼は、「もう浮気はやめよう」と心に決めるかもしれません。
(5)別れる気はないのに「別れる」と言ってしまう
「別れ」という言葉は極力使わない方がいいでしょう。なぜなら「別れ」という言葉を聞いているうちに、「本当は別れた方がいいのかな」などと彼に思われてしまう可能性があるからです。
そのため、別れるつもりがないのであれば、「別れる」とは言わないようにしましょう。もし冗談であっても、彼によってはとりかえしのつかない事態が起きてしまうかもしれません。
浮気をされたことがわかったすぐ後に、冷静な対応をとることはなかなか難しいかもしれません。その場合、彼と落ち着いて向き合えるようになるまで、少し時間をもらって考えをまとめてみるといいでしょう。
また、すぐに彼を許すことができなくても、そんな自分を責めないでください。起きてしまったことを悔やむより、浮気という問題をどう解決していくのかを前向きに考えられるといいですね。
文/大内千明 画像/shutterstock(Lipik Stock Media、Ollyy、Shunevych Serhii、nd3000、Dean Drobot、sanneberg)