不倫をする人には特徴があります。制約が多い恋である以上、どんな女性でもいいというわけではないんです。不倫し慣れている既婚男性は、そうした特徴を見極めてパートナー探しをするはず。不倫はしたくないと思っても、当てはまるものがあれば要注意ですよ!
■押しに弱く、流されやすい
不倫はそもそも、『してはいけないもの』。理性的でモラルを重んじる人なら、足を踏み入れない世界です。しかし、そうとわかっていても恋心を抑えきれずに男女の一線を越えたり、既婚男性の誘惑に押し切られたりすると、禁断の愛にハマってしまいます。自分の中の正義を守れなくて、ズルズル流されてしまうタイプは、不倫相手に選ばれやすいでしょう。
好きという気持ちがどれだけ純粋だとしても、他人の夫を横取りするなんて、やっぱり恥ずべきこと。倫理的で、しっかりとした自分を持ち続けられるなら、不倫はあり得ないはずです。
■しっかり者
不倫というと、倫理観や常識が欠けた人がするものというイメージがあるかもしれません。しかし、オープンにできない恋である以上、賢さと器用さがないとできないため、意外にもしっかり者が不倫をするケースが多いのです。
秘密を守れること、周囲に彼との関係がバレない工夫ができること、彼の家庭の事情を理解して理性的に振る舞うことなど、不倫には多くが求められます。それらを感情的にならず、自分で考えて対応できる女性こそ、既婚男性にとってはベストパートナー。そのため、キチンとした人というイメージで、職場でも重要なポジションに就く女性が、実は不倫している……というパターンだって少なくありません。
ただ、それは言い方を変えれば、不倫男性に都合良く扱われているだけ。自分の魅力の使い道は、コソコソと隠れて恋をすることではないのでは?
■サバサバしていて、エッチに貪欲
男性にとって、不倫する一番の理由は「妻以外の女性とエッチしたい」です。そのため、肉体関係を持つことに積極的で、前向きに楽しめる女性が、自然と不倫相手に選ばれます。
とはいえ、大抵の女性は気持ちが伴わない体だけの関係に不満を抱きますから、既婚男性はできるだけさっぱりとしたタイプと割り切って付き合いたいと考えるのです。自分以外の本命彼氏がいる女性が、不倫相手としては最適だと思っているはず。そもそも不倫に対する抵抗がない女性が、パートナーに選ばれるでしょう。
■お金に不自由していない
恋愛にはお金がかかるものですが、それは不倫も同じ。ホテル代、デート代などを男性がひとりで払うとなれば、結構な負担になります。ところが、既婚男性のほとんどはお小遣い制で、十分なお金が自由にあるわけではありません。女性が進んで割り勘してくれたり、一部を負担してくれたりすれば、男性はだいぶラクになるんです。
そのため、不倫相手としてお金に不自由していない女性が選ばれがち。「彼が奢ってくれるのが当たり前」というタイプは敬遠されるでしょう。
つねに男性が全額出すべきとまでは思わないものの、金銭的に女性に頼るというのは、なんとも情けない話。そこまでして不倫を求める既婚男性は、果たして魅力的といえるでしょうか? もし関係を迫られたら、冷静に判断するべきです。
不倫はガマンが多く、自由にならない部分が少なくないため、結局のところ『男性にとって都合の良い女性』が選ばれている気がします。浮気が本気になる可能性だって、ないわけではありませんが、その確率はとても低いといわれていることを考えると、不倫がいかに不毛な恋かわかるはず。どんなにステキな既婚男性であっても、安易に関係を持つのはキケンですよ。
文/沙木貴咲 画像/Shutterstock(4 PM production、conrado、sanneberg、VGstockstudio、Svitlana Sokolova)