「お金でもめたくない!」新婚さんの家計がうまくいく5つのポイント

毎日が楽しいはずの新婚生活。だけど慣れない家計のやりくりが原因で、喧嘩&モヤモヤを抱えている人が多いとか…。新婚夫婦の家計ってどう管理してるの?円満に問題解決するには?ファイナンシャルプランナーの先生と一緒に考えてみました。

ファイナンシャルプランナーに聞いた!新婚家計がうまくいく方法

では、どうしたら家計問題を解決

では、どうしたら家計問題を解決できるのか、「家計の見直し相談センター」のFP山田茂睦さんに、秘訣を教えてもらいました。

その1 妻は支出管理、夫は貯蓄と資産運用に分担する
一般的に男性より女性の方がお金のやりくりが上手なので、支出は妻が担当するのがおすすめ。食料品や生活雑貨の買い物をするのは妻の方が頻繁なので、そうした方がお金のやりとりがスムーズにいくというのも理由のひとつ。

その2 お互いの収入と貯蓄はクリアに!
収入や貯蓄を秘密にすることは、勝手な憶測や喧嘩の理由となります。毎月給与明細を公開しなさい、とまでは言いませんが、夫婦ならば、おおよその給与と貯蓄はどのくらいあるかくらい話してもいいのでは。それでも貯蓄を言いたくない場合は、この先最低限必要になる3つの備え(教育・老後・非常事態用)はお互いが毎月定額を貯蓄するようにするといいでしょう。

その3 「なぜか貯まらない」なら、固定支出を見直す
「節約をしているつもりなのに、思うように貯蓄ができない」と悩む新婚夫婦には毎月決まってかかる、固定支出の見直しをおすすめします。細かな出費を気にするよりも、家賃など支出の大半を占める固定支出をチェック!

その4 支出よりも貯蓄の管理が

その4 支出よりも貯蓄の管理が大切
「しっかりやりくりするぞ!」と結婚を機に家計簿をつけ始める人も多いのですが、支出を把握して節約をするよりも、貯蓄簿をつくって毎月どのくらい貯蓄できているかを把握するほうが賢明です。決めた額を貯蓄していれば、残りのお金は自由に使えるので、ケチケチしてストレスを溜めないためにも、この方法が効果的。

その5 支出の内容は問い詰めないで!
「家計を一方に任せっきりなくせに、時々支出内容に口を出す」という理由で喧嘩をする夫婦は多いもの。生活費を渡した後は、その内容について精査しないのが鉄則です。生活費の予算内で収まっているのなら、その中のやりくりについては口出しをしないこと!

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表紙モデル:山本美月

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