多くの男性は肉料理が好きです。そして、わかりやすい味付けと、家庭の食卓に出てくる料理を好みます。エスニック料理やプロが作るような創作料理、見栄えのいい懐石料理、カフェ飯といったものは、馴染みにくく、物足りなさを覚えるかもしれません。というのも、男性にとって『手料理』の根底にあるのは、自分の母親が作った料理! 小学生男児が食べても「おいしい!」と言うような、ベタなメニューがいいんです。
1.豚の生姜焼き
しょうゆベースの甘辛いお肉は、ごはんが進む最高のおかず! 噛み応えのある厚切り肉もいいですが、味が絡みやすい薄切り肉を好む男性も多いでしょう。
やや大きめのお皿に豚の生姜焼きとキャベツの千切り、白いごはん、味噌汁があれば、大抵の男性は満足します。焼きすぎず、タレを煮込みすぎず、短時間で調理してアツアツの状態を食べてもらいましょう!
2.ハンバーグ
男性って、何気に“子ども舌”なのです。高級フレンチを食べ慣れたジェントルマンだって、実はカレーやエビフライが大好き!
なかでも、ハンバーグは“ごちそう”の超定番で、嫌いと言う男性はほとんどいないはず。デミグラスソースか、しょうゆの和風ソースか、味の好みは分かれるでしょうが、ハンバーグというだけで彼のテンションはぐんと上がるんです。ソースはぶっちゃけ、市販のものを使ったってOK! ちょっといいお肉を使えば、“家でごちそうが作れる彼女”として、ポイントが上がります。
3.どんぶりもの
カツ丼、親子丼、牛丼……ごはんにおかずが乗ったどんぶりものは、ガツガツ食べたい男子にはたまらないメニュー! 卵とじさえうまくできるなら、トンカツは出来合いのものでもいいんじゃないでしょうか?
つゆの浸みたごはんが好きという男性は多く、味付けはしっかりと辛めがいいかもしれません。主菜と副菜とちょっとしたごはんのお供と……と品数を揃えるのが面倒だったら、ボリュームのある丼に味噌汁で十分!
4.グラタン・ドリア
家庭料理は簡単でパパッと作れるものが多いですが、1品でもいいので、ちょっと手の込んだ料理が作れると、男性は彼女に“料理上手”の称号を与えます。結婚したいレベルもぐんぐんアップするに違いありません。
たとえば、グラタン、ドリア、ミートローフ、ラザニアなど。男性には作り方もよくわからないようなメニューがうまく作れれば、彼の胃袋をしっかりつかむことができます。
5.お菓子
もし彼がスイーツ好きであれば、カップケーキ・チョコブラウニー・クッキーなどは、かなりポイント高め。
バレンタインや彼の誕生日に手作りのお菓子を作ることで、女の子らしいイメージを与えますし、“もし結婚して子どもが産まれたら、お菓子を手作りするのかな”なんて妄想させるはずです。
■彼の好きな料理を知る
男性は肉好きといっても、「俺、魚のほうが好きなんだけど」という彼だっているでしょう。その場合、凝った料理を作るより、お刺身をキレイに盛って出したほうがいいかもしれません。
また、出身地によっては、好みの味付けが濃い・薄い、甘い・辛いという違いもあるはず。何気ない会話の中で、「子どもの頃、お母さんのどんな料理が好きだった?」と聞くと、大体の傾向が見えてきます。
普段のデートでどんな食事を選ぶのかを見ながら、彼が好きなメニューを作ることがいちばん。そうすれば、彼の中で結婚願望が自然と大きくなっていくはずです。
文/桜井美穂子 画像/PIXTA(ピクスタ)(ぱぱ〜ん、 マーボー、Job Design Photography、 gontabunta、Sunrise 、Fast&Slow )、Shutterstock(Photographee.eu)