時間がたっても元カレのことを忘れられない……忘れたくても、ふとした瞬間に思い出してなかなか前に進めない。そんな悩みを抱える女性も多いのでは。
今回は、1年経った今でも元カレのことを忘れられないという方の悩みに、恋愛マスターのくじらがお答えします。
■元カレとのLINEや写真を見返してしまいます……
【相談内容】
教育関係の仕事に勤める、26歳の女性です。
元カレと別れて1年経ちますが、未だに彼のことが忘れられません。優しくて、ふざけたがりで、仕事がすごくできるというような器用な人ではなかったけれど、彼といれる時間がとにかく幸せでした。だけど、突然「ほかに好きな人ができた」と言われ、別れたくないとも言えず、そのまま彼の意見を受け入れ、別れることになりました。それから1年経っても毎日彼との写真やLINEの履歴を見返してしまい、彼のことが忘れられずにいます。ずっと彼氏ができない私を心配して友達が合コンをセッティングしてくれるのですが、新しい男性と出会っても、元彼と比べてしまい、別の男性を好きになることができません。もっと出会いの数を増やせばいつか彼を越えられるような人と出会えるんでしょうか?
■彼は運命の人でもなんでもない
あなたは大きな勘違いをしている。出会った瞬間から運命の人なんていないのだ。共に過ごす時間の中でその人を段々と自分で運命の人に仕立て上げていくのが恋愛なのだ。運命の人は初めから決まっているものではなく、結果論なのだ。元カレはあなたと一緒にいることを途中でやめた。一緒にいる間はあなたに沢山良いことを言ったはずだ。でも今はもうあなたの側にいない。それが彼の気持ちの全てだ。つまり、彼は運命の人でもなんでもない、どこにでもいる普通の人で地球のエキストラだ。そんな人のことをいつまでも特別視していてもしょうがない。一刻も早くあなたの中のどうでも良い人にするのだ。そしてこれから出会った人と恋愛をし、その人を最強の人に仕立て上げるのだ。さあ前を向け、人類全員恋愛対象であり、その全員が運命の人になりうる可能性を秘めている。そして、誰を運命の人にするか決めるのは他ならぬあなただ。
■新たな出会いを拒絶しない
そもそも比べること自体がおかしい。比べるとしても何を基準に比べているのだろうか。出会った時にわかることなんか外見や、職業の肩書きくらいなもんでスペック的なものしか見えない。そういうもので比べていないとしたら、残るは人間性だ。でも人間性なんてものは長い時間を共有していかないと中々見えてこない。彼女は元カレの人間性は見ていたかもしれないが、それ以後に出会った人と人間性がわかるほど時間を共有していない。それなのに元カレを越える人がいないって、自分で新たな出会いを拒絶しているようなものだ。
■過去に縛られるな!
LINEの履歴を見たり、画像を見返したりする行為は自分で自分を過去の恋愛に縛りつけ、そんな自分に酔っているだけだ。こんな時間1秒もいらない。そりゃ見たら思い出すよ、記憶にはあるんだから(笑)。そんな過去に引っ張られるようなものをわざわざ自分から見る必要なんかないのだ。
そんな時間があるのならたくさんの人とのコミュニケーションの中から恋愛してみたいなと思う人を見つければいいのだ。向こうがオッケーしてくれたら、共に過ごす時間の中でその人を最強の人に仕立て上げればいいのだ。目の前の人に集中出来ない人は自分の幸せを自分で壊す。どんな人と恋愛しても私は幸せになるんだと大声で叫ぶことが愛の大前提なのだ。
オレはそう思っちゃうんだよね。
文/くじら
小手先の恋愛テクニックがもてはやされる現代で、圧倒的な熱量で恋愛を語る恋愛マスター。アメーバ公式ブログは月間70万PV。
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