面と向かって話すより、LINEでやり取りしたほうが話しやすいという人も少なくないはず。しかし、気軽に言葉を投げかけられるぶん、気づかないうちに相手を傷つけていることもあるんです。
実は男性を深く傷つけている、女性が言いがちなNGワードとはいったい何なんでしょう?
1.「いい人だね」
男性にとって「いい人」とは、毒にも薬にもならないという意味。嫌いじゃないけど恋愛対象にはならないと、断言されているようなものです。
また、使い勝手がいいタイプという意味合いも含むので、「〇〇君っていい人だね」というフレーズはできるだけ避けて。本心から褒めたとしても、男性は内心ガッカリしているかも!?
2.「カワイイ」
男性で「カワイイ」と言われてうれしい人は珍しいでしょう。見た目からわかりやすくカワイイ系をアピールするタイプでもない限り、ちょっと複雑な気分になってしまうはず。
思わず笑っちゃうようなドジを踏んだとか、キャラに合わないアイテムを持っていた、散髪でイメチェンしたという時、親しみを込めて「カワイイ」と言ったとしても、大抵の男性は「俺、バカにされてる?」と思うようです。
3.「女子力高そう」
スイーツに詳しい、美容に気を遣っている、カフェ好き、美意識高め……。
女子力が高い男性は今、増えているかもしれません。けれど、男性からすれば「女子力高そう」は、褒め言葉にはならないでしょう。
女々しい、面倒くさいタイプと遠回しに伝える言葉でもあるので、言わないほうが安全かも。
4.「年収や勤務先を知って態度が激変」
友達の友達として知り合ったなど、詳細を知らないまま仲良くなった男性が、実はハイスペックだと知って急にテンションが高くなる女性がいます。
けれどこれは、彼の年収や肩書きに目がくらんでいるという話。「え、外資系に勤めてるの?」「○○っていったら、超大手じゃない!」と浮足立ったLINEを送れば、男性もガッカリ。それまで恋愛対象に見られていたとしても、とたんに気持ちが萎えてしまうんです。
5.「つまらない」
男性本人のことを露骨に言うまでいかなくても、オススメのお店や、彼が面白いと感じた映画などを「つまらない」と言うのはNG。特に、彼が大好きなもの、良かれと思って勧めてくれたものに関しては、正直つまらなくても、「いいね」「ありがとう」と返してあげるのが礼儀です。
6.「ドンマイ!」
仕事や人間関係で落ち込んでいる男性に、励ましのつもりでも「ドンマイ!」はやめておいたほうが良さそう。特にスタンプで送ると軽々しく見えて、「俺の悩みはそんなに軽いモンじゃない」「真面目に話を聞く気がなさそう」と呆れられてしまいます。
励ますなら、もっと親身な言葉を費やしたほうがいいですよ。
7.「〇〇君と比べて~」「〇〇君のほうが」
人と比べられると、誰だって気分が悪くなるもの。芸能人やスポーツ選手であっても、比較されるとガッカリしてしまいます。
また、彼の友人狙いで「〇〇君も一緒に、みんなでごはん行かない?」「〇〇君って彼女いるのかな」など、いわゆる『ハブ』扱いすることもNG。彼の自尊心を傷つけてしまうでしょう。
LINEは口頭で話すより本音が出てしまう、という人もいるかもしれません。けれど、フランクにやり取りをする男性ほど、送るメッセージには気を付けたほうが良さそう。
「自分が同じことを言われたら、どう感じるのか?」と、つねに考えながら言葉をチョイスしてみて。そうすれば好感度は高くなり、恋愛対象にも見られやすくなるはずです。
文/沙木貴咲 画像/PIXTA(ピクスタ)(shimi、xiangtao、Ushico、KazuA、hanack、しげぱぱ、xiangtao、Ushico)