見た目にも気を使い、話だって盛り上げる。しかし、なぜか結婚相手に選ばれないと悩んでいる婚活女性も多いのではないでしょうか?
そこで、結婚相談所の仲人としても活動している筆者が、結婚できない女性の特徴をお話しします。
■場慣れしすぎている
35歳の会員男性、吉田裕太さん(仮名)と新宿のホテルに行った時のこと。ラウンジの入口付近で彼と女性が来るのを待っていると、真っ赤なワンピースを着た、スレンダーな美女が現れました。私たちを見つけると、にこやかに近づいてきて言いました。
「吉田さんですか? 佐藤です(仮名)。今日は、よろしくお願いします」
会釈した彼女からは、ふんわりと良い匂いが漂ってきました。そして、彼女は私にも笑顔で言ったのです。
「お立ち会い、ありがとうございます」
“まあ、なんて感じのいい女性なんでしょう。今日のお見合いは、きっとうまく行くわ”そう思いながら、2人をティーラウンジに送り出すと、私はホテルを後にしました。
1時間半後に、お見合いを終えた裕太さんから連絡が入りました。
「今日の女性はお断りでお願いします」
「えっ!? どうして? すごい美人さんだったし、感じがいい人だったじゃないの?」
驚く私に、裕太さんは言いました。
「彼女、お見合いのベテランというか、すごく場慣れしている印象でした。会話も流れるようにリードしてくれて、トーク番組のMCみたいにどんどん話題をふってきた。僕は彼女に上手に回されたその日のゲストって感じでしたよ(笑)」
■自慢が多い
「あと、自慢話が多い人だったんです。“私は仕事を手早く片付けるほうだから、同期の中でも期待されている”とか、“今料理学校に行っているけれど、一番手ぎわよく見た目も綺麗に作るから、先生にいつも褒められる”とか。」
仕事はできないよりできた方がいい。それにお料理上手の女性を嫌いな男性はまずいないでしょう。ただそれを自分の口から言うと、自慢話に聞こえてしまい、それがどうも鼻についてしまったそうです。
■好きな人には“隙”を作る
私は女性会員にいつも言います。
「素敵だなと思った男性と対峙した時には、完璧な自分は見せなくていい。それよりも大事なのは、男性が入って来ることができる隙を作ってあげること。“好き”な人には、“隙”を作る。大切なのは、2つの“すき”」と。
実は、人間って“完璧”なものには、あまり魅力を感じないんですね。女性は少し肩の力を抜いている状態の方が、男性には魅力的に映っているはず。大切なのは、さりげない思いやりとやさしさです。
料理教室で先生に褒められた話をするよりも、お見合いから交際に入りデートで遠出した時に、卵焼きやウィンナーや煮物の入った手作り弁当を持って行ってあげた方が、男性はグッときますよ。
文/鎌田れい 画像/Shutterstock(Kaspars Grinvalds、Dean Drobot、Borysevych.com、fizkes)
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