オリンピックで要注目！ 競泳イケメン｜辛酸なめ子の「おうちで楽しむ」イケメン2020 vol.22

プールには神様がいるのかもしれない……。白血病を乗り越え、日本選手権で4冠を達成した池江璃花子選手の復帰ドラマに感動し、そう思わずにはいられませんでした。また、世界に目を向ければ、美の神が宿ったかのような競泳選手たちがたくさんいらっしゃいます。水と一体化したかのように泳ぐ驚異のイケメン競泳選手をピックアップさせていただきます。

2017年の世界選手権ではなんと7冠、2019年の世界選手権でも6冠を達成したケーレブ・ドレッセル（アメリカ）。クロールの動画を観ましたが、とにかくダイナミックでセクシー!　スタートしてから水中で腰をグラインドさせるところとか、かなりドキドキしました。身長191センチの長身とマッチョな腕を生かし、誰よりも早く水を切って進みます。左腕にはガッツリ強そうな猛禽類のタトゥーが入り、右腕には五輪のマークが。タトゥーを入れる欧米の選手が多いですが、非タトゥーの選手を威嚇する効果もありそうです。
素顔はどこか少年らしさが残る青い目のイケメン。インスタを見ると、常にアドレナリンが出ているのか、隣の車に乗っている少女に向かって激しく体を揺らしたりしてふざけていました。また、投稿を見ると最近ご結婚されたようで……。金髪でスタイルの良い美人と屋外でウェディングパーティをしている、多幸感の極みとも言える写真や動画が投稿されていました。スクールカーストの頂点に位置するジョックとクイーン・ビーが結ばれたようで、まぶしすぎて直視できません。アメリカンドリームの象徴的存在である彼は、別の写真に「水は常に友だちを謙虚にします。このスポーツを愛さなければ」というコメントを添えていて、プールの中では初心に戻って謙虚になれるようです。

平泳ぎ専門の競泳選手、アダム・ピーティー（イギリス）。彼もまた191センチあり、スタート時点から有利そうです。2015年に男子100m平泳ぎをはじめ数々の世界記録を達成し、リオ五輪男子100ｍで金メダルをget。動画を見ると、キレが良い動きで水をかいていき、その泳ぎには安定感が漂っていました。優勝した後、何か叫んでいるのは「超気持ちいい!」と言ったのかわかりませんが、勝利に慣れている印象です。童顔気味の顔立ちとマッチョな肉体のギャップ感に釘付けです。
そんな彼も子ども時代は水を怖がっていたというのが意外です。兄弟にサメが来るとおどされたのがきっかけだとか。でも、水泳教室に通ううちに恐怖を克服。平泳ぎの才能を見出されます。オリンピックで金メダルを獲得した後は一時期、酒とパーティに溺れていた時期もあったようです。
今は家族にも恵まれ、インスタにはキュートな奥さんと息子との幸せあふれる写真をアップ。「最も勤勉なアスリート」とも呼ばれるアダム・ピーティは132kgのベンチプレスなどの厳しいトレーニングと、その合間にタトゥーを入れることで選手として成長し続けています。左腕の大きなライオンは「誇りと強さ」を表現。五輪のマークも入れています。競泳の記録対決だけでなく水面下のタトゥー対決も楽しみです。

2004年のアテネや2008年の北京など、五輪で通算６個もの金メダルを獲得しているライアン・ロクテ（アメリカ）。DNA自体が強いのか、99歳の祖母が新型コロナウイルスに感染したものの復活したという近況が話題です。インスタに「彼女の強さには恐れ入った。このニュースはシェアせずにはいられないね!!」と、興奮気味のコメントを綴っています。
今はポジティブなライアン・ロクテも一時、自殺を考えたほどの人生の難局がありました。2016年リオデジャネイロ五輪の大会期間中、銃を突き付けられて強盗被害に遭ったという発言は実は虚偽の証言で、自分たちが酔っぱらってガソリンスタンドで暴れていたことが判明。スポンサーに契約解除され、10カ月の出場停止処分に。その後リアリティ番組に出たりと迷走。ドーピング違反をしたり、車の衝突事故を起こしたりと負のスパイラルにハマってしまいました。金メダルで運気を使い果たした反動でしょうか……。しかし家族ができたことで落ち着いたようです（奥様はケーレブ・ドレッセル妻と似たタイプの金髪美人）。「僕は生まれ変わった。とにかく今までとは違う人になろうと努力している」とライアン・ロクテ談。東京五輪を目標にがんばっているようです。歯にグリル（ヒップホップ系の人に流行った金属のアクセサリー）を装着していますが、ぜひ表彰台でライアン・ロクテのギラギラの笑顔を拝見したいです。

めでたくも東京五輪の日本代表として200m個人メドレー、400m個人メドレー、200mバタフライで正式に内定をもらった瀬戸大也選手。しかしこれまでの道のりには波乱がありました。2019年の世界水泳選手権では200m個人メドレーで金メダルを獲得したり、順調にステージアップしていたところ、2020年の9月、「週刊新潮」で不倫報道が報じられてしまいます。自身が所属する航空会社のCAの女性や地方在住の女性と関係を持っていたとかで……。スポンサーに契約解除され、日本水泳連盟から2020年内の出場停止処分を受けることに。見た目もイケメンなのでモテそうですが、競技では勝てても誘惑には勝てなかったようです。
元飛び込み選手の妻、馬淵優佳さんは引退してフードマイスターの資格を取り、献身的に夫を支えていたのでショックは計り知れなかったことでしょう。このたび瀬戸大也選手が五輪に内定したのを受けて、「サンデー・ジャポン」（TBS系）に出演した時に「許すことはないですね。許すことはないですけど乗り越えて、これからまた新しい信頼関係を作れるように夫婦で頑張っています」と、正直な気持ちを語っていました。瀬戸大也選手よりも奥さんを応援したくなります。
瀬戸大也選手はインスタに約8カ月ぶりに投稿。「家族をはじめ、日頃より応援してくださる方々、そしてサポートしてくださる方々に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。必ず東京オリンピックで金メダルを獲得できるように全力で強化し残された日数を1日1日大切に過ごしていきます。そして選手として、1人の人間として成長していきたいと思います」と新たな決意を書いていました。女性との連絡にも使っていたとされるインスタが、また魔の入口にならないことを祈ります。しかし今回の写真は、前回の不倫発覚直前の写真よりはすっきりして、邪念もリセットされたように見えます。プールの水は心も体も浄化してくれます。