ミーハーライターHの【自粛明けに行きたいお出かけスポット】|①アート編
CLASSY.スタッフのなかでも、アクティブ度、早耳度、ミーハー度1位、2位を争うライターHの「自粛があけたら真っ先に行きたい!」とずっと妄想を膨らませていたお出かけ先リストを大公開。初回は、ソーシャルディスタンスを心掛けつつ、ひさびさのおでかけをめいっぱい楽しむならここ!な『アート編』をナビゲートします。
ダイナミックな建築美と本棚劇場に圧倒される
「知的好奇心を満たしに」
図書館、美術館、博物館を融合した、複合文化施設『角川武蔵野ミュージアム』は、晴れた日にドライブで行ってみたいなと思っている場所のひとつ。館長である編集工学者の松岡正剛氏、博物学者の荒俣宏氏、芸術学・美術教育の研究者である神野真吾氏、建築家の隈研吾氏がタッグを組み、意欲的で革新的な新しいミュージアムの創設を実現したとあり、面白くないはずがない!と確信。
まず、ダイナミックにそびえ立つ要塞のような建築が圧巻のカッコよさ。中でも一番に足を運びたいのが、高さ約8m、360度本棚に囲まれた「本棚劇場」。本棚の高所部分には、角川書店創業時に縁の深かった作家たちから寄贈された貴重な本や資料がなんと約3万冊も並んでいるのだとか!3台のプロジェクターを使って本棚に投影される「想像」「連想」「空想」の世界に誘うプロジェクションマッピングのアートも、ぜひ体験してみたい。
4、5階にある「エディットタウン」の中央を貫くのが「ブックストリート」。本の息づかいや賑わいが感じられる“街”のような図書空間で、松岡正剛館長の監修により世界を読み解くための「9つの文脈」に沿って、約2.5万冊の本がラインナップ。図書館にはない、先進的な配架になっているそうなので、ゆっくりじっくり時間をかけて、読んでみたくなる本を見つけてみたいです。
角川武蔵野ミュージアムがある「ところざわサクラタウン」には、体験型ホテル「EJアニメホテル」、ショップ「ダ・ヴィンチ ストア」、レストラン「角川食堂」なども併設しているので、一日のんびりと過ごすのがよさそうです。
角川武蔵野ミュージアム
埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン内
日〜木曜 10:00~18:00(最終入館17:30) 金・土曜 10:00~21:00(最終入館20:30)
休:第1・3・5火曜日
※祝日は該当する曜日の開館時間と同様 ※休館日が祝日の場合は翌日休館 ※レストランは除く
https://kadcul.com/
アート空間でサウナーデビュー!
「脳内解放されに行きたい…!」
数々の未知なるアートを発信し続けている、話題の集団「チームラボ」が、また新たにアート×サウナを融合させてしまった、すごいプロジェクト。従来のように、美術館や宮殿などの高級な場所でアートを鑑賞するのではなく、サウナによる超温冷交代浴によって、脳を開放した状態で体験できる、いままでにない新感覚のアート。アート×サウナの新しい相乗効果によって、身体の感覚が鋭くなり、アートへ深く没入できるのかなとか想像し、どのような感覚で“ととのう”のか興味津々です!
女性専用サウナを含めた計7室のサウナエリア、冷水シャワーエリアを経て、光の結晶が浮遊する部屋や、座って鑑賞できるアート浴エリアを経て、女性専用サウナを含めた計7室のサウナエリア、冷水シャワーエリアがある流れ。中温多湿から上級者向けの超高温ドライなど様々な設定のサウナがあるので、サウナはちょっと苦手だけどサウナーブームには乗っかってみたい私のような初心者でも、入り口として十分に楽しめそう!サウナ室ごとに、天然アロマやほうじ茶の香り、焚火や森の風など環境音やノイズにもこだわっているので、視覚だけじゃなく、五感ぜんぶ刺激されそうな気がします。
お着替えして、アート&サウナを楽しみ、シャワーでさっぱりする…いいリフレッシュになりそうな100分のエスケープ。メイク落としやドライヤーも完備されているので、手ぶらで気軽に行けるし、デート向きなのもいいですね。
チームラボ & TikTok, チームラボリコネクト:アートとサウナ 六本木
港区六本木5-10-25
10:00~23:00(最終入館21:30)/完全予約制
※4月23日までの平日は12:00~23:00(最終入館21:30)
8月31日まで開催予定
不定休
平日¥4,800 土日祝・特定日¥5,800
https://reconnect.teamlab.art/jp
ライターH/濱口眞夕子
CLASSY.ライター。通称「おねえちゃま」。ファッションだけでなく、グルメ誌のレストラン取材、ゴルフ企画もこなす。大の美味しいもの好き。成城石井、ビオセボンのヘビーユーザー。ハワイでは必ずゴルフのラウンドに。
インスタグラム www.instagram.com/onechama/?hl=ja
取材/濱口眞夕子 編集/陣内素実(CLASSY.編集部)