良くも悪くも、恋愛経験が積み重なってきたアラサー世代。可愛げのあるキュンとした思い出だけではなく、人には言えないような悪事や失敗談、未だに消えない怒りや悲しみなど、悪い思い出もたくさん抱えているはず。この連載は、担当編集の周りで実際に起きている、アラサー女子の「今すぐに消し去りたい恋愛エピソード」を供養する“焼却炉”。「浮気した/された話」、「泥沼の修羅場体験」、「盛大なフラれ話」etc…黒歴史は、燃やして無かったことにしちゃいましょう!連載10回目は、マザコンな元カレの話です。
帰宅したら、カレの母が無断で家事をしていて…
えみさん(仮名)/28歳(不動産関係)
3年前に別れた同期のカレは、重度のマザコンでした。一人っ子でかなり溺愛されて育ち、当時は27歳で実家暮らし。「今日はお母さんが夕飯を作って待ってくれているから」と飲み会の誘いを断ったり、毎日母親手作りのお弁当を持ってきたりと、付き合う前は「お母さんと仲がいいなんて、素敵だな」と思っていたんです。
しかし実際に付き合ってみると、そのマザコンっぷりに驚愕!デート中に「今からご飯食べにいくなら、お母さんも呼んでいい?」とお母さんを誘ったり、私がカレにプレゼントしたニットを「お母さんが、ニットはカシミヤしかダメっていうから、悪いけどこれは着られない」と返却してきたり…。そんな男性に今まで出会ってこなかったので、驚きの連続でした。
その中でもとくに衝撃的だったのが、ある日私が残業から帰宅した時のこと。合鍵を持っているカレが家にいるのは理解できたのですが、なぜかカレのお母さんが私の部屋を勝手に掃除しながら「おかえりなさい〜!」と出迎えてきたんです!しかも、食卓にはお手製のディナーが。無断でお母さんを私の家に入れて、家事をさせるなんて、さすがにありえない!とドン引きしてしまい、カレとは別れました。
親御さんを大切にするのは素晴らしいことですが、度を越すと二人の関係を脅かされるのだな…という教訓になりました。
マザコン男子への悩みは、結婚してからもずっとつきまとうもの。今後も付き合っていけるレベルなのかどうか、しっかり見極めるようにしましょう。
イラスト/モー子 構成/CLASSY.ONLINE編集室
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