新人社員が先輩に言われがちな、ありがち「クソバイス」

「あ、それって〇〇〇だから~」「〇〇したほうがいいよ、絶対」。親切っぽく見せかけてマウントを取る人っていますよね。こんなアドバイスできちゃう私、に酔っているだけならまだしも、こちらがいいかんじの反応を見せないと「…だからダメなのよ」みたいに陰口をたたかれたり。そんな“クソバイス”をご紹介。これでもう言われても大丈夫、クソバイスは断固として聞き流しましょう!

「私が新人の頃はこれくらいの仕事は~」

今回の被害者は広告関連勤務のG

今回の被害者は広告関連勤務のGさん29歳。IT企業を経て、去年転職しました。転職には概ね満足しているとのことですが、アラフィフ上司に辟易しているようです。

「仕事に対する指導はもちろん聞くのですが、常にその指導が“私の武勇伝”に着地するのでモヤモヤします。しかもその武勇伝が、今のコンプライアンス的に言ったらNGなものばかりで…」

10年前はOK(?)でも、今は完全にNGなことってありますよね。

「そうなんです。営業の仕方とか、謎の社内ルールとか。セクハラ・パワハラオンパレードで、武勇伝を聞くと感心するというより正直引く。こんな鬼上司がいてね…みたいな話も、本人としては『そんな中で生き残った自分ってエライ』ということが言いたいんだと思うのですが、こっちからしたらそんなヤツを放っておいたこの会社ってどうなんだろう、と不安になります」

転職したことが不安になってしまうと。

「そういう時代だったとはいえ、それをヤバいと思わずに今でも武勇伝にしちゃっているところが…。残業もすればするほどエライ、みたいな価値観なので、仕事が終わって早く帰ろうとすると『私が新人の頃は一番最初に出社して一番最後に帰ったものだけどね~会社に住んでるの!?って言われてたくらいよ(笑)』とか言ってくるので。いや、仕事が遅いからなんじゃない…と思いつつも愛想笑いをしてます」

環境も状況も時代も変わったいま、過去の成功体験はそのまま当てはめられないもの。昔のドラマを観ている、みたいなつもりで、Gさんは聞き流しているそうです。

イラスト/やましたともこ 構成/CLASSY.編集部

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