こんにちは、整理収納アドバイザーのNANAKOです。連載5回目は年末を意識したお掃除アイテムの紹介と、この年末に少しだけ頑張れば、来年以降もキレイが続くテクをWでお届けします。実は私、(キレイ好きですが)掃除は苦手•••。“掃除の手間を増やさず、いかにラクしてキレイを保つか”が収納のモットーにも繋がっています。掃除と収納は切っても切れない関係。キレイを保つにはどちらも念頭に入れて実行するのがおすすめです!
「掃除用品はここで買う」とマイルールを作る
掃除用品はほとんど無印良品で統一しています。機能的で、すぐに同じものが(ネットでも)買える上に、見た目がシンプル。出しておいてもインテリアの邪魔になりません。“ここで買う“と決めてしまえば、他のお店をウロウロしなくて済むので買い物の時短にも◎。
掃除用品はインテリアに馴染む色を選ぶ
出しておいてもダサく見えないものを選んでいるものの、掃除用品の存在感はいりません。インテリアにすっと馴染む色を選ぶのがこだわりです。例えば、ハンディモップ。リビングのテレビ台横には壁紙と同化する白のモップを、ピアノの足元には黒のモップを、と色分けしています。
収納グッズも統一感命。ネット買いが失敗しないコツ
物が多い人、掃除が苦手な人は収納ボックスに頼ると吉。一度揃えてしまえば、物を探す時間がなくなったり、無駄な物を買うことが減ります。何より、収納扉を開けたときの気持ちよさは半永久的。余計なスペースを作らないためにはサイズ感が重要なので、グッズを揃えるときはサイズを測りながらネットで買いましょう。
バスルームは空中収納で、カビ問題を解決
マメに掃除をしない私のストレスポイントだったのがバスルームのカビ。ボトル類や掃除道具のカビやヌメリって本当にイヤですよね。ボトルを移動して床を磨くのも億劫で•••。思い切ってバスルームにある全てのモノの直置きをやめました!備え付けの棚を外し、マグネット付きの桶(MARNA マグネット湯おけ 磁石 ホワイト)と、マグネット付きの詰め替え用ボトル(山崎実業 TOWERシリーズ)に変更。
バスルームの空中収納その2。無印良品の「ステンレスワイヤーラック」と、「横ブレしにくいフック」で吊るしています。使うものはすべて1つ残らず空中収納にしておけば、床掃除もスムーズですぐに終わります。
洗面所には何も置かない=掃除がスムーズ
物を置きたくなる気持ちはよ〜く分かりますが、ホコリが溜まりやすく、マメに掃除をしない人は極力モノを置かない方が衛生的。底面がヌメリやすいコップはここでも空中収納で、使うものだけ鏡台の裏に収納しましょう。
扉を開けるとこんな感じです。昔は使ったり使わなかったりのコスメや、置いておくと可愛いボディケアグッズなどを入れていたのですが、今は毎日必ず手に取るものだけ厳選して並べ、使用頻度の少ないものは棚へ移動させました。
収納ボックスは無印良品の「ポリプロピレンケース引出式」、収納棚も無印良品の「ステンレスユニットシェルフ」です。 狭い洗面所だからこそ、本当に使うモノをIN。1ボックス1アイテムがマイルールなので、仕切りをつけて無駄なく収納。棚の脇スペースも活用して、ここでも空中収納。コードレス掃除機を吊るすほか、入浴後の濡れたタオルや掃除後の雑巾、熱々のヘアアイロンなど一時待機場所にも使っています。
無印良品のフック類は本当に優秀で、玄関周りでも大活躍。部屋のあちこちに置きがちなマスクもごらんの通り。
洗面台の下にはストック類一式を。下の段のボックスはニトリ、上の段は無印良品のボックス。同じように見えますが強度と値段が違います。収納ボックスで一番頑丈だと個人的に思うのが無印良品、お手頃なのはニトリです。
かさばる衣類&布団類もすっきり収納!
クローゼットの棚の上にはIKEAの「SKUBB」にシーズンに合わない衣類や、布団類、ブランケットなどをメインに。通気口があるのでカビにくく、使わない時は折り畳んで収納できるのがポイント。旅行時はスーツケースにまるごと入れると小分けに収納できて便利!収納棚にずらっと並べても圧迫感のないクリアな白なので、収納スペースが狭い人にもイチオシです。
お金&カード類の管理もコンパクトに
無印良品の「ポリエステルパスポートケース」がこれまた使える!生活費、クレジットカード類、診察券、ギフトカード、領収書、いただいたお祝い金、子供のお年玉、何かがあったときのための新札などをスマートにまとめて収納できます。クリアファイルは買い足し可能。100円ショップでも似たような製品が出ているみたいですが、使い勝手のよさは断然はこちら。これで来年は貯金も頑張れる、かも!
整理収納アドバイザーNANAKO
1984年生まれ、夫と子どもの3人暮らし。前職は外資系アパレルブランドにて10年勤務し、夫の転勤に伴い退職。転勤を繰り返して色々な物件に住んだ経験が収納アイディアを生むヒントに。2014年に「整理収納アドバイザー」の資格を取得。自身のインスタグラムで更新する収納ネタが話題となり、TV や女性誌メディアに出演中。インスタグラムはこちら@nanako_original_living