高橋文哉さん・特別インタビュー【令和初の仮面ライダー】｜CLASSY.旬な男に会いたい

令和初の仮面ライダー、高橋文哉さん。高校２年生の時に芸能界入りしましたが、もともとは料理人志望。調理師免許を持つ本格派です。「自分の作った料理で人を笑顔にしたい、元気にしたい、親に恩返しがしたいという気持ちで料理人を目指してましたが、縁あって始めたこの仕事は顔が見えない人も元気にできる。料理を作るより多くの人を笑顔にできると思い、この世界で生きていこうと決心しました」
高橋さんが演じている〝飛電或人〞は、元お笑い芸人で企業の社長という新しいタイプの仮面ライダー。「テンションの高いお調子者で表情が豊かだし、演じていて楽しいです。大変なのはギャグですね。監督から僕に任せていただいているので、自分で一から作りこんでます。笑ってもらえると嬉しくて（笑）。人を楽しませたいという〝或人〞の思いは僕と同じなので共感できるんです」
最も苦労したのはアフレコだそう。「1年前は1分録るのに8時間かかりました。泣きたい気持ちでしたが、監督のご指導のお蔭で少しずつ成長できました」将来は、芝居を尊敬されるだけでなく「あいつが現場にいると違うよね」と言われるような役者が理想。「『仮面ライダー令和ザ・ファースト・ジェネレーション』で共演した山本耕史さんのように、いい意味で締まるところもありつつ、現場を和ませて楽しませられるような役者になりたい」8月末にはテレビシリーズ『仮面ライダーゼロワン』を卒業。来春には20歳を迎えます。
「20歳になればもう甘えられない10代のうちにできる失敗はしておきたいです。いまのうちに学びたい。あと苦手なことを克服したいかな。バンジージャンプとかホラー映画とか。ビビリなのでドラマの『世にも奇妙な物語』も怖い（苦笑）」

年の離れた三兄弟の末っ子という高橋さん。自身の性格は「わがままで甘えん坊で寂しがり屋」だそう。「でも気は使えます。兄の顔色とか見てましたから（笑）。二人とも体育会系で厳しくて逆らえないけど、尊敬しています。『お前は甘やかされてるんだから調子に乗るな』って言われて育ったので、空気も読めるようになりました（笑）」
兄を尊敬し、家族を大事にしている彼。好きな女性のタイプは年上でカッコいい女性に惹かれるそう。「人生経験をつんでいるぶん、余裕がありますよね。母親のように時に厳しく時に優しく、ちゃんと叱ってくれて、たまには誉めてくれるような〝お姉さん気質〞の女性が僕には合うのかなと思います」