ストーカーの加害者になっている自分に気付かない|イヴルルド遙華先生が鑑定したトンデモ恋愛エピソードVol.2
仕事もプライベートも大充実のアラサー世代。ついつい恋愛を後回しにしていませんか?自分主体で進められなくて、後回しにしがちな恋愛トラブルも、直視しておかないと「あのときもっとこうすればよかった!」なんてことに。そこで「人のふり見て我がふり直せ」精神で、恋愛ご無沙汰系アラサー女子・編集H(25)が、フォーチュンアドバイザー・イヴルルド遙華さんに実際に鑑定したトンデモ恋愛エピソードをインタビューするこの連載。第2回は、「恋愛慣れしていない女子が陥りがちな罠」についてお話ししてもらいました。手遅れにならないために、アラサー女子が心がけておくべきことって?
「知らない間に自分がストーカーとして被害届を出されていた!?」
32歳、一般事務職に起きた『トンデモ恋愛エピソード』
編集H(以下:H):先生、前回のアドバイスを受けて、私最近ようやく恋愛に前向きに生きようと思って恋活を始めました!
イヴルルド遙華先生(以下:イ):素敵!だってCLASSY.世代ってまともな恋愛をしているか、そうじゃないかの分かれ道にいると思うの。そこで私が注意報を出しておくわね。「いいなという人が現れたら恋にすぐ発展!」と結びつけなくてもいいから、とにかく男性慣れをすること。男性とのコミュニケーション能力を磨いておくことを忘れないで。特に学校や職場、アフター5が女子だらけの環境だと、恋愛スキルや愛され能力に差が生まれてしまうからね。
H:聞いていて耳が痛いです!なるほど、「恋愛スキル」ですね。
イ:彼とちょっと仲良くなっただけ、1回体の関係を持っただけで、自分が彼女だと思い込んでしまうという勘違いは、恋愛慣れしていないこじらせ女子によくあるパターン。メルマガを配信するように、自分の思いの丈を毎日一方的にLINEしてしまうとか。もっとエスカレートすると“付きまとう”とか。実際にストーカーとして彼に被害届を出された女子もいましたよ。
H:ええ!そんなことあります?
イ:「私、彼の会社の前で待っていただけなのに、何が悪いんですか?」って相談されたこともあるわよ。本人はもう彼女のつもりだからね。あとは、「彼の体調が悪そうだからご飯を作ってあげようと思って家に行ったら、玄関先で警察の人に声をかけられちゃって」とか(笑)。恋は盲目と言うけれど、知らないうちにヒートアップして、気づいたときには犯罪者の一歩手前ってこともあり得るの。
H:「これは脈アリなのか、一方通行なのか」というのを正しく察するスキルが必要ですね。
イ:これはもちろんお付き合いしている人にも言えることだけど、彼の気持ちが自分に向いているのかを常に考えないとだめ。LINEひとつ取ってもそう。彼から既読スルーをされっぱなしなのは、彼が忙しいからではないの。マグロの漁師とかパイロットとかは別として(笑)、ほんの一言すら連絡できないなんてありえないから!2、3日連絡をスルーされている時は、彼の気持ちに変化が起きているサイン。上手なコミュニケーションのラリーはできているか、その都度考えて、定期的に愛をはからなきゃいけないの。
H:確かに、「きっと忙しいから後でまとめて返信しようと思って、既読だけつけているんだろうな」なんて都合よく解釈してしまうのはよくあるパターンですよね。半分は希望的観測ですが(笑)
イ:コロナ禍は愛をはかる一つのきっかけだったと思う。みんながステイホームしている時ですら彼が音信不通とか、こんな状況でも自分を一切心配してくれなかったりとか。そういう関係性って、厳しく言うと、赤の他人と一緒だもの。「コロナ離婚」「コロナ結婚」「コロナ同棲」があるように、片思い中やお付き合いしている人は彼の愛を図る時にとてもいいタイミングだと思いますよ!
今月のまとめ
手遅れになる前に男慣れをしておかないと、いざ恋愛を再開した時に彼の気持ちがはかれず“よからぬ暴走”をしてしまう可能性も!片想いの人も、お付き合いをしている人も、常に「彼の気持ちが自分に向いているか」をチェックするようにしましょう。
イヴルルド遙華 先生
西洋占星術、タロット、姓名判断、独自のフォーチュンサイクルなど幅広いジャンルで占いを行う。インスタライブ(@evelourdes_haruka)やオンライン占い鑑定も人気。業界にもファンが多いことで知られる。
編集H
社会人4年目の25歳。今年の4月からCLASSY.ONLINEにメンバー入りした新米編集。長らく恋愛から目を背けてきたものの、アラサーの入り口に立ち、「さすがにこのままではマズいな…」と焦り中。
取材/角田枝里香 イラスト/るい 構成/CLASSY.ONLINE編集室
※鑑定者の承諾の上、一部内容を変更して掲載しております。