CLASSY.読者たちがリアルに出会った「残念…」な男性をこっそり暴露していきます!
無駄に距離の近い熟年夫婦の正体は…
去年の夏、アプリで出会った35歳の医師の話です。育ちのよさそうな雰囲気と爽やかなルックスに、こちらから「いいね!」を押しました。初対面に指定された場所は都内の高級ホテルのロビー。先に席をとってくれていた彼は、写真どおりのイケメン!ロビーは広く、人もまばらなのに、隣の席に初老の夫婦がいるのが気になりましたが、会話スタート。
見た目やスペックはとても素敵な彼でしたが、話していると妙に愚痴っぽく、気弱な雰囲気で「なんか違うな」とテンションダウン。一度会話を途切れさせるために、お手洗いに立ちました。向かう途中、ふと振り返ったらなぜか彼が隣の席の夫婦と親しげに会話している…。「私が来る前に仲よくなったのかな?」と違和感を抱きながらも、意外といい人なのかも、と少しプラスの気持ちになりました。ですが、席に戻ってからまたしばらく話して「やっぱり合わない」と確信した私は「そろそろ…」と時計を見ながら帰りたいアピール。
すると突然、それまで静かだった隣の夫婦が「息子と次はいつ会うの?」と話しかけてきたのです!一瞬で彼が両親を同伴してきていたのだと気がつきました。びっくりして呆然としている私と、何も言わずにこちらを見つめている彼、怖いくらいの笑顔でなおも話しかけてくる夫婦…。なにこの状況、超怖いんですけど!「しっ、失礼します‼」勢いよく立ち上がり、ダッシュでその場を去りました。
以来、本当にあった夏の怪談として、女子会での私の鉄板ネタとなっています。(IT会社・31歳)
イラスト/つぼゆり
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