人気スタイリスト児嶋里美さんに聞く、Sサイズ向け「高身長見え」テク

ゆるトップス×ゆるボトムスや、ロング丈アイテムが最近のトレンド。可愛くてオシャレに見えるけど、ちょっぴり工夫しなければSサイズにはバランスが取れなくなってしまいます。Sサイズでも「高身長見え」するテクニックをスタイリスト児嶋里美さんにレクチャーしてもらいました。さっそく試してみて!

SサイズNG①ゆるT×ワイドパンツは、全体にボリュームが出すぎ…

今シーズンもトレンドのゆるT×

今シーズンもトレンドのゆるT×ワイドパンツのようなビッグシルエット同士の組合せ。オシャレバランスだけど、Sサイズにはボリュームが出すぎて重心が下がって見えてしまいます。さらにトレンドのデカバッグでは、全体が重たくなって余計に背の小ささが強調されてしまうことに…。

こうすれば「高身長見え!」

ぴったり上半身にハイライズのワイドパンツ&帽子で高さを出して「高身長見え」

Sサイズがワイドパンツをはくな

Sサイズがワイドパンツをはくなら、短め丈でハイライズのデザインを選んで。そして、コンパクトトップスをインして着こなします。さらに帽子をかぶって高さを出せば、「高身長見え」が叶います。バッグは、小ぶりなものがバランスよく見せられます。Tシャツ¥3,500(プチバトー/プチバトー・カスタマーセンター)デニム¥11,000(スローブ イエナ/スローブ イエナ 自由が丘店)ベルト¥4,900〈アトリエ アンボワーズ〉サンダル¥52,000〈ペリーコ〉(ともにアマン)バッグ¥87,000(エバゴス/マドリガル)スカーフ¥5,800(マニプリ/フラッパーズ)帽子¥11,000(CA4LA/CA4LA ショールーム)イヤリング¥2,400(アネモネ/サンポークリエイト)※CLASSY.2020年6月号掲載

SサイズNG②トレンドのゆるジャケットにロング丈のボトムスは「高身長見え」から逆行

最近人気のジャケットは、着丈が

最近人気のジャケットは、着丈が長めのものが主流。ここにロング丈ボトムスを合わせるのが今っぽいかと思いきや、Sサイズにはバランスが難しくなってしまいます。足元も、高いヒールよりフラットシューズの方がトレンドだけど、このコーディネートにSサイズが取り入れるのは不正解。「高身長見え」とは逆行するスタイリングになってしまいます。

こうすれば「高身長見え!」

×ショートパンツ&ポインテッドトゥパンプスで一気に「高身長見え」

膝上くらいのショートパンツなら

膝上くらいのショートパンツなら、Sサイズでもロング丈ジャケットをバランスよく着こなせます。ハイライズなのもポイントです。さらに、フラットシューズではなくポインテッドトゥヒールのパンプスで「高身長見え」に仕上がります。ヒールが高すぎないものであれば、一昔前みたいな雰囲気にもならずあか抜けて見えます。ジャケット¥24,000(ユナイテッドアローズ/ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店)スウェット¥13,000(ドレステリア/ドレステリア新宿店)Tシャツ¥3,200(ヘインズ/ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター)パンツ¥11,000(ブラクトメント/ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング 渋谷マークシティ店)バッグ¥32,000(OAD NEW YORK/ZUTTOHOLIC)パンプス¥25,000(ツル バイ マリコ オイカワ)※CLASSY.2020年5月号掲載

Profile

スタイリスト 児嶋里美さん
カジュアルな中にも程よい甘さと華やかさのあるスタイリングで誌面でも大人気のスタイリスト。実践から出てくるスタイルアップテクニックには定評があります。

イラスト/菜々子 取材/中津悠希

Feature

Magazine

最新号 202412月号

10月28日発売/
表紙モデル:山本美月

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