今年のトレンドカラーのひとつとして注目されているのが、気持ちまで明るくしてくれる赤とピンク。顔まわりをぱっと華やかに見せながら、装いにほどよい女性らしさを添えてくれます。大人の落ち着きをキープしつつ、季節を品よく彩るコーディネートをご紹介。
ベーシック派こそ挑戦したい!赤やピンクを投入の秋冬スタイル
華やぎをくれる赤ニットはデニムを巻いてカジュアルダウン
鮮やかな赤のリブニットは、着るだけで顔まわりまでパッと華やぐ主役アイテム。黒のロングスカートで引き締め、デニムシャツを腰に巻いて親しみやすさ添えれば、シンプルながらもコーデに奥行きが。シルバーの小物を効かせて、キレイめカジュアルを今っぽく更新。
赤ニット&ベージュコートで秋の街に馴染む上品トラッドに
エネルギッシュな赤はコートの下に忍ばせるだけでも効果絶大。主張しすぎないのに存在感があり、ベージュやデニムのベーシックカラーを新鮮に見せてくれます。首元や袖からブラウスのフリルをのぞかせて、ほんのり甘いアクセントを効かせて。
プルオーバー風に着た赤カーデでデニムがグッとデート仕様に♡
赤のカーディガンは、どこか特別な気分にさせてくれる存在。ボタンをすべて留めて着ることで、デニム合わせでもラフになりすぎず、品のある可愛げを漂わせます。いつもの自分でいられるのに、少しだけ背中を押してくれる…そんな、デートの日に頼りたい着こなしです。
ピンク×ホワイトで雨の日も爽やかに乗り切って
淡いピンクのレインコートは、雨の日こそ着たくなるハッピーカラー。軽やかな素材感と明るいトーンで、どんよりした天気でも気分を上げてくれます。インナーは白でまとめてクリーンに、足元は黒で締めればバランスのいい雨の日コーデが完成。
襟元の重ねテクが今っぽい!グレーパンツならピンクも知的に
白シャツにピンクのポロニットを重ねた、ほどよくプレッピーなスタイル。甘めカラーも、グレーのワイドパンツで中和すれば大人っぽくまとまります。仕上げに黒のバッグやシューズを合わせて、全体をキリッと引き締めて。
淡いピンクシャツでオフィカジを華やかにリフレッシュ
なんだか通勤コーデがマンネリ…。そんなときこそ、ピンクのシャツで気分転換を。淡いトーンなら派手にならず、グレーパンツとの組合せできちんと感もしっかりキープ。肩掛けニットやスニーカーで抜けをつくれば、ほどよくこなれた装いに早変わり。
鮮やかな赤とやわらかなピンク。ベーシックカラーやデニムと合わせたり、馴染みのカーデやシャツを選んだりすれば、大人も取り入れやすくなります。いつもはモノトーンが多い人も、この秋冬は思いきってカラーを味方に。ほんの少しの挑戦が、着こなしをグッと新鮮に見せてくれるはず。
※本記事は過去の「CLASSY.」「CLASSY.ONLINE」記事を再編集したものです。完売の可能性がありますのでご了承ください。
文/小林 愛 編集/永吉徳子
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