甘派代表【スタイリスト・丸林広奈さん】の「可愛いスポーティ」の作り方を攻略!

大人可愛い着こなしで人気を集めるスタイリスト丸林広奈さん。トレンドのスポーティを甘派が取り入れるなら?今回は丸林さんの「可愛いスポーティ」の作り方を攻略します!カジュアルすぎず、ほんのり甘いスタイリングはコンサバ派でも真似しやすいはず♡

スタイリスト丸林広奈さんの取り入れ方を真似っこ
“可愛いSPORTY”なら、やってみたい!

甘っ白コットンワンピに黒スニーカーをピリッと効かせて

黒ジャケットとスカートに黒スニーカーのコーデ

いつもならレザーのフラットシューズを合わせるところを、あえてスニーカーにチェンジ。柔らかなコットンワンピの雰囲気を壊さず、きちんとコーデのアクセントとして役立つ黒スニーカーはプラダで発見。「ナイロン×スエードのテイストMIX感もたまりません」と丸林さん。

SHOES:PRADA、JACKET:MARNO、DRESS:Skall Studio、BAG:Dior

〈Point〉
他にはないぺたんこ具合がお気に入り

プラダの黒スニーカー

超甲深でレザーシューズ感覚で履ける真っ黒スニーカー。コーデに響かないさりげないロゴ使いも魅力的。

MIU MIUのチノパンはシルエットに一目惚れ

黒トップスとチノパンのきちんとカジュアルコーデ

これまでチノパンは1本も持っていなかったのですが、デニム風素材&黄みが強すぎない絶妙ベージュで使い勝手がよく、今ではデニムより登場率が高いかもしれません。ずるっとはきたかったので、お直しは裾を折り返す前提で長めに切ってもらいました。

BOTTOMS:MIU MIU、TOPS:WARDROBE.NYC、SHOES:Jimmy Choo、BAG:CHANEL

〈Point〉
ちらっと覗くつま先がオシャレを左右する!

メンズ風デニムJK×レースのアンバランス感が気分にフィット

デニムジャケットと黒ボトムスのコーデ

海外サイトで見つけたデニムジャケットは、肩がツンと突き出た構築的なシルエットに惹かれました。かなりオーバーサイズですが、むしろレースなどの極甘服や、1枚だと心許ない肌見せ服とも合わせやすく、大人可愛いカジュアルバランスに導いてくれます。

JACKET:WARDROBE.NYC、INNER:MIU MIU、BOTTOMS:ABOUT YOU×Marie von Behrens、SHOES: adidas、BAG:The Row

〈Point〉
レースを見せて大人の可愛らしさをトッピング

MIU MIUのTシャツとデニムジャケット

裾にレースがあしらわれたMIU MIUのTシャツは、辛口服を着るときのカンフル剤に。短丈で肌見せできるのも◎。

甘派のスポーティには“ワークな服”が効く!

トレンド真っ只中のスポーティですが、その加減は人それぞれでいいと思っています。私がスポーティを取り入れるなら、いつもの甘モード軸はぶらさずに、たとえばパンツなど、一部でワークなアイテムを投入するバランスが気分です。スポーティ感は控えめかもしれませんが、マイベーシックなコットンワンピや甘ブラウスに掛け合わせるとコーデ全体が一気にカジュアルダウンされて、今っぽい雰囲気に仕上がるんです。昔は抵抗のあったチノパンやデニムジャケットも、甘服とのテイストMIXが可愛いことに気がついてから、登場頻度がグッと増えました。

丸林広奈さんみたいに!
“可愛いSPORTY”のコーデルール4

1.デニムジャケットに合わせるボトムスは柔らかそうな素材感が大事

2.ワークなパンツにヒールのバランスはコンサバ派も甘派も真似しやすい!

カジュアル感を抑えた光沢素材のチノパンがベスト
ずるっとひきずる裾にレディなつま先のギャップが洒落見えのコツ。チノパン¥26,400(ザ ポーズ/ウィム ガゼット 玉川髙島屋S・C店)パンプス¥152,900(ロジェ ヴィヴィエ/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)ニット¥24,200(エーケーワン/ビームス公式オンラインショップ)ストール¥37,400(ファリエロ サルティ/八木通商)バッグ¥165,000(J&M デヴィッドソン/J&M デヴィッドソン カスタマーセンター)イヤリング¥8,800バングル¥17,600(ともにアビステ)ブレスレット¥35,200(ブラッディマリー/フォーティーン ショールーム)

3.大好きな甘トップスがバレエスニーカーで新鮮に映る

4.シャカシャカに合わせたいバランスは、すとんとしたシルエットのスカート

◼︎Hirona Marubayashi
“まるちゃん”の愛称で親しまれる、1992年生まれの同世代スタイリスト。フェミニンに着こなすシンプルモードスタイルに定評あり。2022年にはアパレルブランド「MARNO(マーノ)」をローンチ。

撮影/川﨑一貴(Ajoite)、堺 優史(MOUSTACHE) モデル/丸林広奈、上西星来 ヘアメイク/KIKKU(Chrysanthemum)、森野友香子(Perle Management) スタイリング/村瀬萌子〈上西さん分〉 取材/岸本真由子 編集/藤田摩吏子 再構成/Bravoworks,Inc.
※掲載のCHANEL商品は私物のためシャネルブティックへのお問合せはお控えください。
※CLASSY.2025年6月号「“可愛いSPORTY”なら、やってみたい!」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。

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表紙モデル:山本 美月