【着痩せコーデ20選】悩み&季節別!着るだけで痩せ見えの服装は?
「気になる体型をカバーしつつ、オシャレもしっかり楽しみたい!」という人におすすめの着痩せコーデ。洋服の選び方や組合せを意識するだけで、スタイルアップが叶います。お悩み部位や季節別に、着こなし術をご紹介します!
着痩せする服装のポイントは?
【色】痩せて見えやすい「収縮色」がおすすめ!
・着痩せして見えるのは「寒色系」
黒・青・緑・紫・紺・ダークグレーは引き締まって見えるため、着痩せ効果が高い「収縮色」に分類されます。一方で白やベージュ、赤・ピンク・オレンジなどの暖色系は光を反射し、物を大きく見せる効果があるため「膨張色」と呼ばれています。そのため、着痩せコーデを考えるときは、細く見せたい部分に「収縮色」を取り入れるのが正解です。
・全身「黒」は要注意!
着痩せ効果が高い色として黒があげられますが、輪郭が際立ち体型が目立ってしまう場合があるので注意が必要! 全身黒ではなく、トップスやボトムスのみにしたり、ほかの色と組み合わせてメリハリを意識するのがポイント。
【シルエット】着痩せして見える4つのシルエットをご紹介!
- 上半身カバーには「Xライン」
ウエストマークをしたりコンパクトなトップス×フレアスカートにしたりと、くびれを強調することでメリハリのある「Xライン」がつくれます。ベルトをプラスしたり、シャツやカーディガンを腰に巻くのもOK。肩幅ががっしりしているなど、上半身にボリュームがある人におすすめです。 - 下半身カバーには「Aライン」
アルファベットの「A」のように、上部はコンパクトで裾に向かって広がるシルエットのアイテムを着ることで、腰まわりや太ももをカバーできます。頭は小さく、脚は長く見える効果があるため、下半身を隠したい人、小顔に見せたい人にぴったり。 - 全身すっきり見えなら「Iライン」
縦に落ちるラインを強調する「Iライン」をつくることで、全身をスマートな印象に見せられます。身幅が狭くボリュームを抑えたアイテムで上半身から下半身をシャープにコーディネートして。 - パンツコーデでは「Yライン」
ゆったりとしたシルエットのトップスに細身のパンツやタイトスカートを合わせてつくる「Yライン」で、全身バランスがすっきりと見えます。特に、重ね着や厚手アウターで着膨れしがちな秋冬コーデに効果的。
【お悩み&季節別】着痩せして見えるおすすめコーデ20選
【上半身カバー】春夏の着痩せコーデ5選
【お腹周り】ギャザー入りのキャミでぽっこりお腹をカバー
カーデ×デニムの定番コーデも、盛りトップスを重ねることで今どきな装いにアップデート。胸下切り替えのふんわりシルエットやたっぷりと入ったギャザーがお腹周りをカバーしつつ、華やかな印象に。収縮色のブラックをポイント使いすることで、より着痩せ効果が高まります。
【二の腕】ゆるめシャツをINしてメリハリを演出
二の腕のラインを拾いにくいゆったりシルエットのシャツは、ブルーを選んで引き締め効果を狙って。トップスインすることでウエストがマークされ、メリハリのある服装に決まります。縦ラインを強調するIラインのペンシルスカートなら、下半身も合わせてすっきり見え。
【二の腕】ぽわん袖×バレルパンツでシルエットカバー
夏のオフィカジで活躍する黒Tですが、二の腕カバーを狙うならバルーンスリーブを選ぶのがおすすめです。デザイン性があることで定番無地Tの地味見え回避にも一役。ぶかっとしたシルエットのバレルパンツにベルトでくびれをつくり、Xラインを意識することでスタイルアップが叶います。
【二の腕】黒コーデは肌見せや小物使いで着痩せ効果アップ
夏のお出かけにぴったりなオフショルワンピなら、ぽわんとした袖で二の腕カバーも叶います。ただ、黒は痩せて見える一方で輪郭を強調してしまう懸念も。肌を出して抜け感をつくったりハットやカゴバッグの小物でメリハリを演出したりと、一工夫することで着痩せ効果を高めるのがカギ。
【二の腕&ウエスト】シアートップスでトレンド感も体型カバーも両取り
今っぽさ溢れるシアートップスは、感度の高さをさりげなくアピールできるアイテム。ノースリにエアリーなブラウスを重ねれば、気になる二の腕&ウエストのめくらまし効果がアップ。短丈×ハイウエストのペンシルスカートにより目線が高まり、脚が長く見えるのも嬉しいポイントです。
【上半身カバー】秋冬の着痩せコーデ5選
【首回り】Vネックニットなら顔周りに抜け感が
彼とのデートにもおすすめのふわふわニット。そんな厚手のニットで着痩せを狙うときは、Vネックで首周りにすっきりとした抜け感を生むのがポイントです。二の腕やウエストのラインを拾いすぎないシルエットも高ポイント。あえてインせず、タイトスカートでIラインシルエットをつくる着痩せワザも駆使してみて。
【上半身全体】膨張色もライン入りカーデなら引き締め効果が!
着こなしに爽やかさを与える一方で、着痩せの面では膨張色に分類されてしまう白。そんな白を上手く取り入れたいときは、ライン入りカーデが有効です。縦のラインをしっかり強調してくれるので、上半身全体の細見えに期待大。ベルトでマークすれば、マンネリしがりなオフィカジの洒落感アップも狙えます。
【肩周り】ツイードジャケットで肩のラインをめくらまし!
写真を撮る機会が多いお呼ばれシーンでは、きちんと感も華やかさも兼ねた着痩せコーデを楽しみたい! キャミとパンツをグレーのセットアップにすることで目線が分断されず、体を縦長に見せる効果を発揮します。肩周りが気になる人は肉感を拾いにくいツイードジャケットをさっと肩掛けし、オシャレにカバーするのも手。
【二の腕&顔周り】ブルーコート×Vネックジレで着痩せ効果倍増
痩せて見える寒色系ロングコートで、暗くなりがちな冬のオフィカジが一気に垢抜け。ビッグカラーのテーラードコートの下にジレを合わせることでVネックを強調し、上半身をすっきり見せてくれます。仕上げにロングネックレスで縦のラインを強調し、すらっとスリムな印象を後押し。
【肩周り】ボリュームトップス×レギンスでYラインを演出
スウェットの下にシャツを仕込んだトレンド感溢れる装い。濃いグレーなど引き締めカラーのジャケットを肩がけすれば、インナーの膨張色もカバーできます。上半身にボリュームを出した分、レギンスでYラインをつくるのが肝。コーデ全体にメリハリが生まれ、細見え効果がグッと高まります。
【下半身カバー】春夏の細見えコーデ5選
【下半身全体】ティアードスカート×黒タンクでAラインシルエットに
デートなど甘めな雰囲気を楽しみたいときに取り入れたい、ティアードスカート。ロマンティックなムードはそのままに、気になるお腹周りや脚ラインをしっかりカバー。トップスをコンパクトにしてAラインシルエットをつくることで、スタイルアップにつながります。
【太もも】着痩せ度ピカイチ!ストライプワンピースでIラインを強調
Iラインシルエットのワンピースはまさに着るだけで痩せ見え!太もも周りをさりげなくカバーしてくれます。視覚的にスマートに見せてくれる「ストライプ柄」で、さらなるスタイルアップ効果が。カーデを肩掛けして上半身に視線を集めるのもテクニックです。
【腰周り】カーデを腰巻きしてベルト代わりに活用!
ブラウンのワントーンコーデならトレンドムードを確保。加えて着痩せを狙うときは、ノースリトップスにタックパンツを合わせて、スマートなIラインシルエットを意識してみて。冷房や紫外線対策で夏も必須のカーデは、腰にひと巻きすることでヒップラインを隠し緩急のある着こなしに導きます。
【お尻周り】ワンピにジレを重ねて縦ラインをアピール
ともするとメリハリがつきにくいワンピースは、ジレを重ねることで縦ラインをマーク。首元のVネックデザインも、顔周りをシャープに見せてくれます。記念日デートなど、ちょっとしたお出かけにおすすめのコーデです。
【太もも~ふくらはぎ】白T×ストライプスカートで華やかなAラインに
太ももからふくらはぎにかけてのコンプレックスを解消してくれる、フレアスカート。ストライプ柄でよりシャープな印象に導いてくれます。足首がほんのりのぞく丈感により、すっきり度がアップ。トップスをインしてXラインをつくり、全身バランスを整えるのがカギ。
【下半身カバー】秋冬の細見えコーデ5選
【太もも】くびれを強調してXラインを意識!足元の抜け感も肝
コルセット風ベルトでウエスト位置がマークされ、スタイル良く見えるフレアスカート。フレア袖が可愛いニットでXラインが強調され、細見えコーデに導きます。足元はブーツではなくパンプスを選ぶのもポイント。体の中で特に細い足首をみせることですっきりとした印象になり、着痩せをアシストします。
【腰周り】引き締め役の黒ジレで下半身の厚みをカバー
冬のオフィカジ必需品のタートルネック×グレーパンツ。のっぺり見え回避には、黒のロングジレが頼れます。腰周りから太ももまでを広範囲カバーしてくれる優秀さに加え、収縮色の黒がIラインを強調し、スマートに引き締め。モノトーンが寂しくならないよう、ゴールドネックレスでひとさじの華やぎを添えて。
【脚】しっかり生地のワイドパンツで脚ラインをカモフラージュ
ハリ感のある生地のワイドパンツならきれいめな雰囲気を醸しつつ、脚のラインが目立たないので細見えに効果的。ブルーカーデのリブが縦ラインをさりげなく強調してくれるのも魅力です。Vネックのおかげで首のラインがキレイ見え。短め丈を選ぶことでインしなくとも目線が上がり、脚を長く見せてくれます。
【お尻&太もも】“コートの上からベルト”の最旬テクでスタイルアップ
手持ちのコートが瞬時に今年顔にアップデートしてくれるベルトテクが、着痩せにも有効! 着膨れして見えがちなアウターも、ウエストマークするひとワザで簡単にメリハリが生まれます。腰周りや太ももにゆとりが生まれるので、体型もしっかりカバー。細めパンツ合わせでスタイリッシュなオフィカジコーデに。
【脚】シックなロングコートで縦ラインをシャープに整えて
帰省などの飛行機移動では、脚のラインを隠せて楽に過ごせるスウェットパンツが大助かり。そのままだとラフすぎるので、シャツや黒ブーツできれいめ要素をプラスするのが大人顔ポイント。ダークカラーのロング丈コートで下半身をカバーしつつ、Iラインを強調することで着痩せ効果も狙えます。
無理のない着こなしで着痩せを叶えて
痩せて見える「収縮色」や「シルエット」を取り入れることで、気になっていたコンプレックスをカバーしつつスタイルアップが可能に。手持ち服にベルトを加えるというお手軽&最旬ワザもぜひお試しを。ただ、着痩せを意識しすぎて自分らしさが失われたら本末転倒。細く見えるポイントを押さえつつ、オシャレで心地よく過ごせる服装を楽しみましょう!
※本記事は過去の「CLASSY.」「CLASSY.ONLINE」記事を再編集したものです。完売の可能性がありますのでご了承ください。また、価格は掲載当時の価格です。
文/小林愛