CLASSY.スタイリストのなかでも、ブラウン好きとして定評のある荒木さんと乾さんのふたり。
今年ならどう着る?どんな色を選ぶ?熱く語っていただきました!可愛いスタイリング、乾さん編です。
「茶系の色みは、乾スタイルの軸。 上品さを生かしつつ、”今„に 仕上げる装いがテーマ」
CLASSY.スタイリスト 乾 千恵さん
「女のコしか着ないシルエットや素材感の服が好き」
という、根っからのフェミニン派。茶系でなじませつつも
ほっこり見せない小物使いに定評アリ。モテそうな女性像
を表現するセンスとスタイルよく見せるコーデは天下一品。
「20代の頃に憧れたマックス・マーラのエレガンス。どこか懐かしさも感じる、ラルフ・ローレンのトラッド。
脳裏に焼きつく着こなしや、私が心揺さぶられるファッションは、いつもベージュやブラウンとともにありました。
白やベージュを丁寧に重ねたワントーンコーデや、女らしさや上品さを引き出す仕上げの茶小物使いは、トレンドにかかわらず、いつだって大好きです。ブラウン系が好きだよね、とはよく言われますが、ベージュやブラウンは、他の色を選ぶときよりもグッと慎重。スタイリングの際にも、モデルのスキントーンを考えて、老け込まないように、肌がくすまないように、と吟味します。素材によってもいろんな表情を見せるブラウン。一筋縄じゃいかないところも、魅力かもしれません。」
一見ハンサムなアイテムを女らしく着こなす
お気に入りのバランスこそブラウンに頼りたい
インには白Tではなく白タンク。フェミニン
な白小物でヘルシーな抜けを出し、クラシカ
ルなブラウンを軽やかにこなすのが気分。
ジレ¥19,000 パンツ¥15,000(ともにイエナ/メゾン イエナ)
タンクトップ¥7,000(スリードッツ/スリードッツ青山店)
キャスケット¥14,000(CA4LA/CA4LA ショールーム)リング¥35,000(アガット)
バッグに結んだスカーフ¥16,000(マニプリ/スピック&スパン ルミネ有楽町店)
パンプス¥27,000(カルチェグラム/ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 丸の内店)バッ
グ¥375,000(ヴァレクストラ/ヴァレクストラ・ジャパン)
素材やテイストをフレキシブルに重ねて
簡単には言い表せないMIX感を楽しみたい
ロマンティックなチュールスカートは、×Tシャツで気負わないスタイルに。
足元や黒スキニーでスポーツ要素を盛り込めば、甘いとも辛いともつかない上級ブラウンが完成。
Tシャツ¥9,000(エブール フォー ロンハーマン/ロンハーマン)チュールスカート¥200,000〈ケイト〉
パンツ¥23,000〈エーゴールド〉(ともにミューズ ドゥ ドゥーズィエムクラス 丸の内店)
サングラス¥55,000(アイヴァン 7285/アイヴァン 7285 トウキョウ)バングル¥138,000
リング[右手]¥98,000〈ともにウノアエレ〉[左手]¥8,000〈ワンエーアールバイウノアエレ〉
(すべてウノアエレ ジャパン)サンダル¥7,800(テバ/デッカーズジャパン)
バッグ¥68,000(J&M デヴィッドソン/J&M デヴィッドソン青山店)
RIGHT
レザーの辛口な質感が
ミディ丈スカートのレディな着こなしに有効
カットソーの茶、光沢のモカ…小物まで茶系
で統一。
Tシャツ¥1,900(レプシィム/アダストリアカスタマーサービス)スカート¥98,000(ebure)
ストール¥54,000〈アソース メレ〉パンプス¥144,000〈マノロ ブ
ラニク〉(ともにロンハーマン)サングラス¥46,000(アイヴァン 7285/アイヴァン 72
85 トウキョウ)バングル¥17,000(ワンエーアールバイウノアエレ/ウノアエレ ジャパン)
イヤリング¥24,000(グリン/シップス 有楽町店)バッグ¥43,000(エバゴス/マドリガル 南堀江店)
LEFT
こっくりブラウンの上下が
晩夏の焼けた肌に似合う狙い通りのハンサム感に
メンズなニュアンスも、辛口というよりは上品にこなすのが乾流。
そんな気分も楽々クリアしてくれるのがブラウンなのです。
リネンシャツ¥6,000(アパートバイローリーズ/アダストリアカスタマーサービス)
パンツ¥48,000(エキップモン/サザビーリーグ)ハット¥70,000(CA4LA/CA4LA ショールーム)
パールネックレス¥340,000(チェリーブラウン/チェリーブラウン)ローファー¥92,000(サントーニ/リエート)
バッグ¥85,000(J&M デヴィッドソン/J&Mデヴィッドソン 青山店)
撮影/菊地 史(impress+)〈人物〉、魚地武大(TENT)〈静物〉 モデル/絵美里 ヘア/EIJI KADOTA(SIGNO) メーク/YOHSUKE HIRAKA(LUMO) スタイリング/乾 千恵 取材/西道倫子
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