転職シーンで最近増えているらしい「カジュアル面談」。なんとなく聞いたことはあるけれど、詳しくはわからない…。どんな服で参加するのが正解?どんな気持ちで臨んだらいい?気になる実態を転職経験者に聞きました!
\転職活動経験者の座談会/
話してくれたのは...
【右】佐藤美結さん(26歳・WEBデザイナー)
職種転換を目指し、新卒入社のリフォーム会社で働きながらWEBデザインスクールに通学。転職活動を経て,23年12月〜現職。
【中央】東井みなみさん(27歳・大学院生)
,19年に客室乗務員として航空会社に入社。現在は休職し、大学院生としてMBA取得に向け勉強の日々。卒業後に向け転職活動中。
【左】飯室紗季さん(28歳・本誌ライター)
新卒から5年勤めた化粧品メーカーを退職し、現在はフリーランス。本誌ライターのほか、コスメブランドのSNS運用にも従事。
カジュアル面談はより〝自分らしさ〞が求められる!合わせに行かず、マッチするか確かめるべき
飯室(以下、飯):お二人はカジュアル面談にはどんな服で臨みましたか?
東井さん(以下、東):カジュアルすぎてもソワソワしてしまうので(笑)、失敗しないTシャツ+JKのシンプルコーデで。アクセはビジネスライクなシルバーを選びました。
佐藤さん(以下、佐):私は逆にゴールド派!オンラインが基本だったので、顔映りが良いものに。ジャケットも明るい色のものが多かったですね。
飯:なるほど!私はランチ面談だったこともあって、デニムで。お二人に比べてラフですね。実際の面談では、どんなことを話しましたか?
東:前半に業務説明、後半はこちらからの質問タイムという流れが多いです。新卒の時と違って、「ここに行きたい!」というよりは「自分に合うところに行きたい!」という気持ちが大きいので、強気の姿勢で結構ズバズバ聞いちゃいます。
飯:その気持ちわかります。合わせにいくというより、面談=合うか確かめる作業のような気がします。
東:そうそう。合わせようとするとダメだった時ショックが大きい。
飯:その会社が合わなかっただけだから、落ち込む必要はないですよね。むしろ合わないことに気づけたことが収穫というか。
佐:私もそう思います!今の会社は、盛り上がって1時間以上も話したんです(笑)すごくノリが合うなと思って入社して、入ってからもギャップがない。すごく快適に働けています。
飯:それは素晴らしい!やっぱりありのままの状態でマッチするかを確かめられたからこその、今ですね。イキイキされていて素敵です!
実際はこんなコーデで臨みました!
飯室紗季さん(28歳・本誌ライター)
気軽なランチ面談だったので、きれいめデニムにジャケットとローファーを合わせた華やかトラッドに。資料をいただくかもしれないので、スリーブケースを持参しました。
【BRAND LIST】
JACKET_ANAYI/SHIRT_SLOBE IÉNA/PANTS_YANÜK/BAG_ANTEPRIMA,LeSportsac/SHOES_TOD’S
東井みなみさん(27歳・大学院生)
きちんと感もこなれ感もある、とろみ生地のジャケットが面談服のテッパン。ホワイト×ネイビーに、シルバーアクセを合わせてクリーンで優等生な印象にまとめました。
【BRAND LIST】
JACKET_ZARA/SHIRT_STUNNING LURE/PANTS_Deuxieme Classe/BAG_STATE OF ESCAPE/SHOES_MANGO
佐藤美結さん(26歳・WEBデザイナー)
オンラインでも顔映りが良い、アイボリーのジャケットに。クリエイティブ業界は、自由でオシャレなイメージがあったので、アクセントにロエベのブローチを着けました。
【BRAND LIST】
JACKET_SELECT MOCA/SHIRT_Riberry/PANTS_UNIQLO/BAG_NO BRAND/BELT_GUCCI /SHOES_Balancoire
撮影/堺 優史(MOUSTACHE) スタイリング/近藤和貴子 取材/飯室紗季 Special Thanks/田中綾香 編集/越知恭子 再構成/Bravoworks,Inc.