転職現場に「カジュアル面談」はなぜ増えている?企業は何を求めているか

CLASSY.世代の転職シーン

CLASSY.世代の転職シーンで最近増えているらしい「カジュアル面談」。なんとなく聞いたことはあるけれど、詳しくはわからない…。どんな服で参加するのが正解?どんな気持ちで臨んだらいいの?気になる実態を人材マッチング企業に聞いてみました!

ウォンテッドリーにカジュアル面談が増えた理由を聞きました!

売り手市場だからこそ、企業は素の雰囲気を知りたがっています

入社後に会社に定着してくれるかが企業の課題となっている昨今。働く側が重視するものも、企業の規模や年収だけでなく、やりがいやワークライフバランスなど多様化しているなか、企業と求職者の価値観マッチングこそ、組織づくりの鍵!こうした背景から「カジュアル面談」を取り入れる企業が増えています。社風にマッチしそうな人を探しやすく、関心層にもアプローチできるので、PRやユーザー調査としての一面も。そのため、企業側は「どんな人」が「なぜ我々に興味を持ってくれたのか?」を知りたがっています。ファッションも、その人らしさの一部なので自由な格好で問題ありません。ただし露出の多い服装や、派手な柄のものは気が散ってしまうので避けた方が無難。企業の採用ホームページに写っている社員さんの服装に水準を合わせると馴染みやすいです。オンライン面談では背景も大事。整理された場所や、ぼかし機能を活用してみてください。とはいえ服装や背景が原因で採用を見送ることはないので、そこまで悩む必要はありません。お互いを知るせっかくの機会なので、ぜひ自分らしさを出せる服装で臨んでほしいです。

教えてくれたのは… ウォンテッ

教えてくれたのは…
ウォンテッドリー採用担当 ・池田有菜さん
働く人々と企業をつなげ、カジュアル面談が盛んに行われているビジネスSNS「ウォンテッドリー」運営会社に銀行員・人材紹介エージェントを経て入社。採用や組織開発を担当。

撮影/堺 優史(MOUSTACHE) 取材/飯室紗季 Special Thanks/田中綾香 編集/越知恭子 再構成/Bravoworks,Inc.

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