こんにちは。CLASSY.ライターの松阪美歩です。
「CLASSY.」本誌でもよく取り上げる「モテコーデ」。読者アンケートでも根強い人気がある企画です。
今回私が気になったのは、「もしかして男性が出没するエリアごとにモテコーデって違うのでは?」という一つの疑問。そこで、男性が考えるモテコーデを調査すべく、まずは中目黒・代官山で調査をすることに。
おしゃれな、カフェとか服が好きな男子が多そうだな…というイメージの中目黒・代官山。
このエリアに住むおしゃれ男性たちに、彼らが好きなコーデについて話を伺いました。
今回座談会に登場してくれたのはこの4人
関西出身!西のイケメン経営者代表、池田さん(33歳・PR会社経営)
「TABI LABO」創業メンバー、スマートで情報通な石川さん(27歳・IT企業役員)
筋肉質なスポーティー男子!萩原さん(36歳・ベンチャー企業部長)
嵐・二宮くん似の慶応ボーイ、飯塚さん(25歳・ベンチャー企業勤務)
おしゃれ偏差値高めなツワモノ揃いのメンバーでお届けいたします。
ーーでは早速女性のモテコーデについて、じゃんじゃん本音トークをよろしくお願いいたします(松阪)
ーよろしくお願いいたします!!!!(4人)
トレンドのアイテムって、実際中目黒・代官山男子的にはどう?
ーー最近では「スポサン」「キャップ」など、カジュアルなコーデがトレンド「CLASSY.」でも取り上げることが多くなってきましたが、どう思いますか?
「カジュアルなコーデ、大好きです。きれいめなコーデより親近感を持てます」(飯塚さん)
「男ウケを狙いすぎていない、あざとさがないほうがいい。ヒールを履いていると歩くペースとか気を使います」(飯塚さん)
「ヒールはお仕事モードな印象を受けますもんね。彼女だったら、気張らない格好をしてくれたほうが、ずっと嬉しいです」(池田さん)
「昼間に待ち合わせをするデートとか、歩くことが予想されるときにヒールを履いてこられたら「え」って思う。足も痛くならないだろうし、できたら歩きやすい靴のほうがいいかな」(飯塚さん)
「キャップは好感度大。ただ、女の子ってサイズが合わないものを被っていたり、ロゴのデザインを気にしないで選んでいたりする子が多いんですよね」(石川さん)
「男はけっこうキャップやスニーカーにうるさい!女性のトップスとかは見てもブランドとかあまりわからないけれど、キャップとかスニーカーはブランドものとか値段やデザイン性とかがわかってしまう(笑)」(池田さん)
「逆に、ダッドスニーカーとか履きこなしてくれたらぐっとくるかも。スポサンは最近の流行で男もあまりわかっていないから、いいのかな?安っぽいものはちょっとだけど…」(石川さん)
ーーショートパンツはあり?なし?
「どちらかと言うと…なし(笑)」(男性一同)
「ショートパンツはわからないな〜。トップスとの合わせにもよるのかも、とは思う」(萩原さん)
「着ていて楽なんだろうなー」(池田さん)
「幼く見えてしまうかも。大人っぽいコーデのほうが好きかな」(池田さん)
ーーハイブランドのバッグとか、そもそもブランドものってどうですか?
「ハイブランドでも、ギラギラしていなかったらいいと思います」(池田さん)
「Tシャツでたまにブランド名を主張しているデザインのものがあるじゃないですか。あれは嫌かな」(萩原さん)
「控えめだったらいいんですよね!主張され過ぎると、NGかも…」(飯塚さん)
「ロゴTのデザインってかなり気になる。センスが出るなと思います」(石川さん)
【番外編】そのほか、「ハイウエスト」ボトムスにはこんな意見も
「そういえば最近ハイウエストが流行っているけど、あれはわからないな〜。メンズファッションにはあまりないからかな」(飯塚さん)
「水着も最近ハイウエストありますよね・・・見慣れないし、水着のハイウエストはおむつみたい(笑)頑張りすぎているように見えてしまうのかも」」(池田さん)
「ハイウエストじゃなくて普通のボトムスのほうが好感度高いです」(萩原さん)
ーー…初耳なコメントばかりです。男性陣、よく見ているし、見る目がなかなか厳しい…でも、男性の目だけ意識している訳じゃないし、ショートパンツもハイウエストも履きたいから履きますけどね!
ーー彼女のファッションに関して、忘れられないエピソードってありますか?
「毛玉を見つけてしまったことがあって、萎えました…」(飯塚さん)
「色の主張が激しいと、色の主張が激しいと、『なるほど!そうきたか』って思ってしまうことがあります」(石川さん)
「おしゃれな服を着ていると仕事もできそう!同様に、デートに着ている服で好感度が上がったことはあります」(飯塚さん)
ーーファッションってモテだけじゃなく、仕事ができるかできないかまで印象づけられるとは・・・。恐るべし!
【中目黒・代官山男子】に「CLASSY.」のコーデで、どれが好きか聞いてみました!
逆に不人気だったコーデは…
①ビビッドピンクのロングワンピ
「付き合っている彼女がそんなコーデを着ていたら、この先を考え直すかも…」
「価値観やセンスが合わないかも、って心配になる」
「カービィみたい…(笑)」
どうやら、派手な色とくにピンクは男ウケは難しいアイテムなよう。
②だぼっとしたシャツワンピ
「部屋着っぽい…」
「リラックスしすぎて彼女にはどうかなあ…」
と、今流行りのゆるシルエットは不評なようでした。
【まとめ】中目黒・代官山在住男子が好きなコーデの極意とは!?
・キャップやスポサンなどのカジュアルコーデは好感度アップ!
(ただし、ショーパンには疑問の声)
・白は男のロマン!メリハリのある女性らしいシルエットが人気!
(でも、狙いすぎたコンサバな服はNG)
・色の選び方によっては命取りに・・・
(ビビッドカラーだとしても、ブルーやイエローのがよさそう)
#編集後記
中目黒・代官山エリア在住の男子は見る目が肥えている!(笑)
〝安っぽくないおしゃれ〟〝一歩先を行くおしゃれ〟を目指すと好感度が高そう、ということ。狙いすぎず、ダサくないこなれ感…これがいちばん難しいんですけどね…(泣)
散々語っていただきましたが、あとから男性陣にコソッと言われて印象に残った言葉があります。
「もちろんファッションとか外見は大事だけど、男は30歳を過ぎて歳を重ねるごとに相手の内面を見るようになる。いろいろ言ったけど、ファッションがすべてではないと思います。ファッションは自分の魅力を高める要素のひとつとして、今回のトークも気軽にとらえてもらえたら嬉しいです」とのこと。
外見にとらわれたり、他人の目を気にしすぎて、ファッションを楽しめなくなっては元も子もない。適度に他人の意見を気にしながら、自分らしくファッションを楽しめたらいいですね♪
取材したのは…
ファッションライター 松阪美歩
CLASSY.本誌でもファッション記事を中心に活躍しているライター。元営業職から服が好きで一念発起してライターに転身した。SNSもマメに発信・更新中。シンプルで真似しやすいコーディネートが話題で、彼女のインスタグラムのフォロワーは4万人を超えている。
Instagram→@mihomatsuzaka____/