「冬リゾートに行く服装の正解」を旅好きすぎるスタイリストに聞いてみたら…

旅が近づいてくると頭の中は「何着る?何持ってく?」でいっぱい。ノーストレスな着心地はもちろん、写真に残るから着映え感も大事。年末年始にはリゾートに行くという、斉藤美恵さんに聞きました。

海外リゾートなら、水着とデニムを中心に

水際のオシャレを満喫できる海外リゾート。日本の寒さを忘れて、海やプールをとことん楽しめるアイテムをトランクにイン。ブルーデニムはビーチでも街でも着回せるリゾート旅のマストハブ。

水着+デニムの重ね着で非日常の

水着+デニムの重ね着で非日常のオシャレを堪能
水着¥35,200(ミコモリ)デニム¥27,500(アッパーハイツ/ゲストリスト)バッグ¥22,000(ロンシャン/ロンシャン・ジャパン)サンダル¥8,250(マリブサンダル/シードコーポレーション)サングラス¥79,200(マイキータ/マイキータ ジャパン)

斉藤美恵さんに「旅支度の極意」を聞きました!

国内外問わず、本格的に旅が復活しそうな今年のホリデーシーズン。海外リゾートも国内温泉も、冬だからこそ楽しみたいもの。私自身も年末にバンコク旅行を計画中です。
ひとことで旅と言っても、行き先や目的によって持って行くものはガラリと変わります。例えば、バンコクのようにビーチリゾートも街歩きも楽しめる場所では着回し力が重要。午前中はプールでのんびり過ごして、午後は観光地巡りやショッピングモールでお買いもの、夜はちょっといいダイニングでディナー……と、1日にいろんなシーンが想定されるから、カジュアルにもキレイめにもフレキシブルに対応するアイテムを選びます。必ず持って行くのはデニム。水着に重ねてもいいし、街歩きにも活躍。トランクに詰めてもシワにならず、どんなトップスにも合う万能さで頼りになります。
一方、温泉旅で意識するのは、必要最小限の手荷物。車移動でない場合、荷物を持ったまま移動したり、観光することもあるから、極力荷物はミニマムに。大きめトートと小さめハンドルバッグの2個持ちで収まる旅支度が鉄則です。1泊2日の旅だとしたら、2日間で全身丸ごと変えることはしません。トップスはそのままでボトムスだけチェンジするのが定番。このマインドに寄り添ってくれるのがスウェットのセットアップ。1日目は上下スウェットで動きやすく、2日目はスラックスでキレイめに、とボトムスで印象を変えられる合理的なアイテムです。

教えてくれたのは…

教えてくれたのは…斉藤美恵さん
CLASSY.、VERY、VERY NaVYの女性誌からカタログ、オンラインメディアと幅広く活躍。合理的視点を押さえた選びとスタイリングで〝本当に必要なもの〟を教えてくれる存在。今年の冬はバンコク旅行を計画中。

撮影/水野美隆 モデル/トラウデン直美 ヘアメーク/廣瀬浩介 スタイリング/斉藤美恵 取材/坂本結香 再構成/Bravoworks.Inc

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最新号 202412月号

10月28日発売/
表紙モデル:山本美月

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