Apr, 12,2019

【スワロフスキーの魅力が知りたい！】クリエイティブ・ディレクター、ナタリー・コラン氏にインタビュー

スワロフスキーのクリエイティブ・ディレクターとして、トレンド感あふれるコレクションを生み出しているナタリー・コラン氏。そんな彼女が来日すると聞きつけ、早速インタビューに！ブランドの魅力やセンスあふれるジュエリーコーデについても伺ってきました。

プロフィール
2006年よりスワロフスキー社コンシューマー・グッズ事業部のクリエイティブ・ディレクターに就任。パリにあるデザインチームを率いて、唯一無二のクリエイションを発表し続けている。長らくファッションコンサルタントをしていたというだけあって、遊び心あふれるプリントコーデをフェミニンに着こなす姿も素敵！胸元や指先にはスワロフスキー・ジュエリーが華麗にレイヤードされていた。

「スワロフスキー・ジュエリーを身につけることでより美しく、自信に満ちた女性になってもらいたい」

Q.高品質なクリスタルを用いた、ファッション性の高いジュエリーが人気のスワロフスキー。その魅力とは？

「女性なら誰もが、美しくありたい、自分に自信を持ちたい、そして輝く存在でありたいと思っています。そんな女性たちの願いに対して、スワロフスキー・ジュエリーというグラマラスな光をあてるのがブランドの使命ですね。私たちは、ジュエリーを身につけることによって、世界中の女性たちにより美しく、自信に満ちた人になってもらいたいと願っています。

女性の美しさとは、人それぞれ。とても多様性のあるものだと思います。なので、私が実際にデザインをする時は、ひとりの女性をイメージしながらクリエイションをするのではなく、さまざまな女性をイメージしながらデザインしています。思い浮かべたひとりひとりに似合うもの、例えば、繊細なデザインであったり、フラワーモチーフの愛らしいものだったり、大胆でユニークなものだったり…。クリスタルを土台にしながら色んなストーリーを配したデザインを発表しています。すべての女性に、自分のアイデンティティに合ったコレクションを見つけてもらえると嬉しいです」

Q.ドラマティックで洗練されたスワロフスキー・ジュエリー。ナタリー・コラン氏のインスピレーションの源って？

「旅行や自然からイメージが湧くことが多いですね。特に自然はデザイナーにとってインスピレーションの宝庫！今回の春夏コレクションのジュエリーには、オーストリアのサボテンをイメージしたものもあるのよ。また、今回のコレクションは、地中海を巡る旅がテーマ。モロッコをはじめ、ギリシャやカプリ島などからインスピレーションを受けています。現実から逃れ、人生を謳歌する夏を楽しんでもらうべく、色彩にあふれた大胆なコレクションに仕上げました。特に“No Regrets（悔いはない） ”のシリーズは、フルーツやカクテル、アイスクリームなど、夏の美味しいモチーフをたっぷり用いたもの。レイヤードにもぴったりなので、後悔することなくすべて身につけて！（笑）」

Q.ナタリー・コラン氏の胸元や指先には、スワロフスキー・ジュエリーが華麗にレイヤードされていて素敵！ジュエリーのおすすめのつけ方とは？

「単品でも良いのですが、重ねづけをして楽しむのがおすすめですね。例えば、繊細なブレスレットを何本も重ねづけしてみる、繊細なリングも少しクラシカルなデザインのリングとスタッキングしてみる。指先や首元にボリューム感を出すことで、シンプルな服装も一気に洒落たムードに様変わりします。
リングをレイヤードさせる時のコツは、まず主役となる大ぶりのリングの位置を決めること。薬指か人差し指がベストですね。中指につけてしまうとシンメトリックになりすぎて面白みにかけてしまうので注意して。アイキャッチなポイントを作ったら、あとは小ぶりのリングをバランスよく配置するだけ。リングをスタッキングすると、単品でつけた時よりがらりとイメージが変わり、すごくお洒落に見えますよ。

ネックレスを重ねづけする場合は、お守りやアイデンティティを示すモチーフなどをレイヤードさせて、デコルテで自分のストーリーを演出するのも楽しいですよ」

Q.バッグや靴など、女性が身につけるアイテムは多々ありますが、女性にとってジュエリーの役割とは？

「ジュエリーは、女性のフェミニティを引きす、お助けアイテムのようなもの。ジュエリーを身につけることで、より女性らしく魅力的になれるんです。また、自分のイメージを形作るツールでもあります。自分のイメージにあったものを選んでもいいですし、逆にまったく違う自分を演出することもできます。最後にもうひとつ、お守りとしての役割もありますね。身につけることで自分を守ってくれる、自分自身が強くなれる、そんなジュエリーの身につけかたも素敵ですよね」