“63年ぶりに誕生石が10種類追加された”というニュース、まだまだ知らない人も多いのでは?選択肢が広がった今こそ、日常使いのジュエリーに誕生石を選んでみては。一点ものの特別感と石のもつ神秘的なパワーで、きっと運気アップも狙えるはず。
今回は6月の誕生石に新たに加わった、アレキサンドライトのジュエリーをご紹介します。
そもそも誕生石とは…
「誕生石」とは1月から12月まで、それぞれの月にちなんだ宝石のこと。自分の生まれた月の宝石を身につけることで、幸福が訪れると信じられています。
誕生石の起源にはいくつかの説があるため真偽は定かではありませんが、旧約聖書には12種類の宝石の記載があり、その歴史は約3500年前に遡るのではと言われています。確かな歴史としては、1912年にアメリカの米国宝石商組合(Jewelers of America)が正式に「誕生石」を制定。その後、日本でも1958年に全国宝石卸商協同組合が誕生石を制定しました。
63年ぶりの改訂!10種類の宝石を「誕生石」として新たに追加
2021年12月、63年ぶりに日本の誕生石が見直され、新たになんと10種類の宝石が加わることに!コーデのアクセントとしてだけじゃなく、お守り的存在としてジュエリーを愛用する人が多い今、バリエーションが広がり選択肢が増えたことで、ますます誕生石ジュエリーへの注目度も高まりそう。
新しくなった「誕生石」一覧はこちら ★青字が新しく追加された石
1月 ガーネット
2月 アメシスト/クリソベリル・キャッツアイ
3月 アクアマリン/ブラッドストーン/サンゴ/アイオライト
4月 ダイヤモンド/モルガナイト
5月 エメラルド/ヒスイ
6月 パール/ムーンストーン/アレキサンドライト
7月 ルビー/スフェーン
8月 ペリドット/スピネル/サードニクス
9月 サファイア/クンツァイト
10月 オパール/トルマリン
11月 トパーズ/シトリン
12月 トルコ石/ラピスラズリ/タンザナイト/ジルコン
6月の誕生石はアレキサンドライトが加わり全部で3種類に
パール:「健康」「純粋無垢」「長寿」
フォーマルからカジュアルまでコーディネートがしやすく、誕生月に関係なく多くの人に愛される定番ジュエリー。母貝から育まれることから家族の愛情の象徴とも捉えられ、気持ちを鎮めてポジティブにしてくれる効果があるといわれています。
ムーンストーン:「幸運」「恋の予感」「円満」
恋愛や結婚と縁がある石なので、恋愛運をアップさせたい人におすすめ。また月のエネルギーを封じ込めた石という言い伝えがあり、月のサイクルに影響されやすい女性の身体の不調を整えてくれる効果が期待できるそう。
アレキサンドライト:「秘めた想い」「情熱」 ★NEW
圧倒的な気品と美しさ、希少性から“宝石の王様”と称される石。陽の光ではブルーグリーン、夜の白熱灯の下では赤、と光によって色が変わるのが特徴です。内に秘めたパワーを解放してくれる石であるため、内面を磨きたい人や仕事でリーダーシップを発揮したい人にぴったり。
ここぞという勝負の日にはアレキサンドライトの神秘的な力を味方に
光によって色相を美しく変化させ、2つの異なる表情をもつ魅惑の宝石・アレキサンドライト。パールにムーンストーンと、ホワイトベースだった6月の誕生石ジュエリーに、新鮮な選択肢を与えてくれそう。
[左]職人が一点一点、手作業で丁寧に仕上げた大人のためのフラワーモチーフ。繊細なアームが指を華奢に見せてくれます。リング〈K18YG×アレキサンドライト〉¥181,500(ビズー)
[中]ラボグロウンのアレキサンドライトを約5mmのクッションカットにし使用した贅沢なリング。純粋に宝石の美しさを楽しめるよう、あえて他の要素をそぎ落としシンプルに。リング〈K18YG×アレキサンドライト(ラボグロウン)〉¥121,000(ビズー)
[右]枠と石の隙間に光が通るためアレキサンドライトの輝きが増し、浮遊感と煌めきを楽しめる。リング〈YG×アレキサンドライト〉¥202,400(ヤヌカ)
※文中の素材表記はYG=イエローゴールドです
※誕生石がもつ意味や解釈には諸説あり、記載の内容はすべて編集部調べです
[問い合わせ先]
ビズーカスタマーサポート https://bizoux.jp/ / ヤヌカ ☎03-6419-7704
撮影/五十嵐 洋 スタイリング/児嶋里美 取材/伊藤綾香 編集/永吉徳子(CLASSY.ONLINE編集室)