30代のうちから投資すべき「ハイブランドの名品」とは?【ファッションのプロ5名が座談会】

ずっと使える名品といえばまず思い浮かぶ、一流ブランドのバッグや時計。でも値段も高いものだから、私らしくて投資する価値のあるものを賢く選びたい。30代代表として我らが花ちゃんが、先輩たちが30代で手に入れてよかったものを聞いてきました。

【座談会】いま私たちが投資すべきラグジュアリー名品って?

30代の花ちゃん、素敵な先輩にいま何を買うべきか聞いてみました。

タンクトップ¥2,750(リーバイス®/リーバイ・ストラウス ジャパン)ピアス¥17,050ブレスレット¥22,550(すべてローラ ロンバルディ/room3138)
タンクトップ¥2,750(リーバイス®/リーバイ・ストラウス ジャパン)ピアス¥17,050ブレスレット¥22,550(すべてローラ ロンバルディ/room3138)

「いい時計こそ30代の節目に手に入れて一生モノにしたい」

花:職業柄、たくさんの名品を見られていると思いますが、10年後を見据えて、CLASSY.世代は何を買うべきですか?
大野:それこそまだ時計を持っていないなら、いい時計を買っておくといいと思います。憧れブランドの時計が1本あるだけで気分も上がるし、自分のスタイルに自信もくれるから。自分が母親になり、時計は次世代にも受け継いでいけるものだから、改めて投資する価値があるなと感じています。
西道:時計繋がりでいうと、ロレックスはもし出会ったなら買って欲しい。あとは、シャネルのバイカラーシューズ。シャネルならではの黄金比で、カジュアルにもエレガントにも使えて色褪せない名品です。

:「長く使えるものを」と構えてしまい、名品迷子になるCLASSY.読者も多いと思うのですが、選ぶ上で意識すべきことはありますか?
荒木:例えばエルメスだったら、まずはスカーフから入ってみては?私自身も若い頃から集めているけれど、アイテムとして入りやすいし、大人になってファッションが削ぎ落とされてくると、ちょっとしたアクセントとして結構使えるんです。白Tに重ねたり、バッグに結んだり、かごバッグのカバー代わりにさらりと置いたり。名品といわれるものを自分なりにアレンジして使いこなすことが大人の第一歩になると思います。
大野:エルメスのスカーフもそうだけど、名品としてブランドのアイコンになっているものを選ぶこともおすすめ。時代を超えて愛されているものって、飽きないし廃れないから。それと、流行っているからとか誰かが持っているから、という視点じゃなくて、自分の気分に合うものを見極めると、名品も自分のものにできるはず!
西道:それに若いうちはあまり身構えずに、「素敵だな」と心惹かれるものを取り入れてもいいのでは?その中で自分に合う、合わないが見えてくるし、たとえ使わない時期があっても後々活躍することもあるから。私にもそういうアイテム、たくさんあります。

「ずっと好きなものは今買って似合う自分になるのをたのしみに待つのもいい」

乾:私は5年経っても好きなものは、多少無理をしても買っていいと思っていて。「まだ早いかな?」と感じるものでも、いつかしっくりくるときが来るから。私にとってシャネルのジャケットがまさにそれで。憧れて買ったはいいものの、当時は少し違和感があって、きっと着こなせていなかったと思うんですよね。最近ようやくしっくりき始めて、去年から出番が増えました。そんな風に年齢が追いつくこともあるから、「自分はこれが好き」と強く惹かれるなら投資すべきだと思います。
花:これまでブランドもトレンドのものを選ぶことが多かったけれど、みなさんのお話を伺って名品にもより一層興味が出てきました!私に似合う名品をこれから少しずつ探すのが楽しみです。

お話を伺ったのはこの4名のファッションプロな先輩たち

撮影/金谷章平 モデル/松島 花 ヘアメーク/平元敬一 スタイリング/荒木里実 取材/坂本結香 再構成/Bravoworks.Inc

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10月28日発売/
表紙モデル:山本美月

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