ずっと使える名品といえばまず思い浮かぶ、一流ブランドのバッグや時計。でも値段も高いものだから、私らしくて投資する価値のあるものを賢く選びたい。30代代表として我らが花ちゃんが、先輩たちが30代で手に入れてよかったものを聞いてきました。
【座談会】いま私たちが投資すべきラグジュアリー名品って?
お話を伺ったのはこの4名のファッションプロな先輩たち
スタイリスト 荒木里実さん
カバーやファッション特集のスタイリングを手掛けることも多い、CLASSY.の看板スタイリスト。辛口をベースに女らしさやエッジを効かせたハンサムなスタイリングはお手のもの。今狙っている名品は一生モノの時計。
スタイリスト 大野千歩さん
ベーシックを軸にした都会派カジュアルが持ち味。バランスアップに繋がるコーデ術にも定評が。今気になるのは、TASAKIのデインジャーシリーズのリングとピアス。特に時計とジュエリーは先行投資がオススメだそう。
「歳を重ねていくことで自分の軸ができてきたら、それがブランド適齢期」
花 30代になり、いわゆる名品と呼ばれるバッグも背伸びせずに持てるような気がして、少しずつ集めていきたいと思っているんです。
荒木 歳を重ねて自分の軸ができてくると、必要以上に盛らなくても憧れブランドを持てるようになるから、いいタイミング!
花 みなさんは30代までに購入した名品で、特に「買ってよかった!」と思うアイテムはありますか?
荒木 丁寧に使い続けることで味が出るものは買ってよかったかな。グッチのジャカード素材のトートは、素材の風合いが変わっても色褪せなくて、息子たちにも受け継いでいけそうです。
乾 私もグッチのバンブートートはお直しを重ねながら使っていて、今でも現役。最近は着物に合わせたりして、活躍の幅が広がっています。
花 着物にバンブートート、なんて素敵!
荒木 ジェーン・バーキンのバーキンみたいに、経年変化を楽しみながら長く使い続けるのもいいですよね。モノの価値が分かってるからこそできることだと思う。
西道 私はバッグでいったらフェンディのピーカブー。結構前のモデルだけど、黒だからフォーマルなママ行事にも頼れるんです。あとは、やっぱり時計かな。カルティエのタンク アメリカンとミニ パンテールは、自分の好きなものや必要なものを示してくれた存在で思い入れも強いです。
大野 私は27歳のときに買ったロレックスの時計。ユニセックスな雰囲気で着けたくてオイスター パーペチュアルのボーイズサイズを選びましたが、自分の好きって歳を重ねても変わらないから今でもほぼ毎日着けている、欠かせない存在。
花 時計ってメンテナンスすれば一生モノになりますよね。
西道 大人になると時計を買うタイミングってなかなかないから、20〜30代の節目に買っておくといいかもしれないですね。
「いい時計こそ30代の節目に手に入れて一生モノにしたい」
乾 確かに!歳を重ねると勢いで買えなくなるよね。若かりし頃に憧れて買った、ベダ&カンパニーの時計とかヴァン クリーフ&アーペルのアルハンブラ、ティファニーのバイ ザ ヤードは結果的に長く使えているから、いつか欲しいと憧れているものは早めに手に入れるといいと思います。
西道 1秒でも早く買うことが一番長く使えて、結果コスパもいいしね。
撮影/金谷章平 モデル/松島 花 ヘアメーク/平元敬一 スタイリング/荒木里実 取材/坂本結香 再構成/Bravoworks.Inc
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