「Vネックニットでやせ見え」はウソ!スタイルアップニットの新法則【着やせ都市伝説を斬る!】

着ぶくれしやすいこの季節、できることならやせてすっきり見せたいのが女ゴコロ。そんな私たちに立ちはだかる「これやせて見えるよ」の都市伝説。スタイルアップコーデには定評のあるスタイリスト児嶋里美さんがそんな定説にダメ出しします。

【NG】ゆるめVネックニットはむしろ一番太って見える!

かなり昔から女性誌等で語られて

かなり昔から女性誌等で語られている「Vネックニット」はやせて見えるという噂。信じてVネックニットばかり着ているひとも多いのでは? でも、これ真実ではありません。もちろんVネックニットのすべてが太って見えるわけではありませんが、「Vが浅め」「シルエットがゆったり」「ドロップショルダー」すべてを満たすニットは着やせの大敵。
浅めのVネックは鎖骨がくっきりしているやせ型のひとならともかく、ぽっちゃりを気にしている人にとって「あれ?鎖骨どこ?」となる危険なかたち。
それに加えて体のシルエットを隠そうとドロップショルダーを選ぶことで肩幅も大きく見え、実際よりも太って見せてしまいます。
セクシーに見えるくらい深めのVネックを着られる勇気があればまだしも、中途半端なVネックはぽっちゃりの自覚があれば選ばない方が無難です。

正解はすっきりシルエットのハイネックニット

児嶋さんが実はやせて見えるとイチ押しなのがハイネックのニット。ここで大事なのがざっくりしたタートルニットではなく、ハイネックということ。首回りがモコモコするローゲージのタートルではなく、ハイゲージで首のシルエットを損なわないものを選んで。Vで見せるよりもむしろ胸元がすっきり見えます。背中のブラからはみ出した肉まで拾わないようにぴったりしすぎない程よいサイズ感を選ぶものポイントです。

話を聞いたのは…

スタイリスト 児嶋里美さん 華

スタイリスト 児嶋里美さん
華やかで女らしいスタイリングが本誌でも大人気のスタイリスト。目からウロコのスタイルアップテクニックには信頼があります。

イラスト/村澤綾香 構成/CLASSY.編集部

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最新号 202412月号

10月28日発売/
表紙モデル:山本美月

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