もはや日本の冬の制服、とも言えるユニクロのニット。みんな着ているからこそ、本当にオシャレな人は何を選び、どう着るのかが知りたい。20代の頃からずっと〝いいもの〟に触れてきたスタイリストの斉藤美恵さんが、この冬のユニクロニットについて語ります。
01.プレミアムラム クルーネックセーター
中にブラウスを着てリッチに
着こなしに立体感が生まれてリッチ度が増す、レイヤード。コットンシャツやカットソーをINしがちだったコーデに、今年はとろみブラウスの選択を。カジュアル具合を上手く引き算した、キレイめで女っぽいスタイルが手に入ります。
ニットの黒とリンクさせたドットブラウスをINして統一感を意識
ニット+デニムの王道コンビにブラウスを挟むだけでリッチ見え。ニットは重ね着前提でやや大きめのサイズ感を選んで。ニット¥2,990(UNIQLO)ブラウス¥22,000(ルル・ウィルビー/アルアバイル)ヴィンテージリーバイ501パンツ¥7,400(サンタモニカ 表参道店)バッグ¥13,000(アディナミューズ/ADINA MUSE SHI BUYA)ストール¥16,000(essence of ANAYI)シューズ¥49,000(レペット/ルック ブティック事業部)
ジャケットに重ねてマフラーとして
02.エクストラファインメリノ タートルネックセーター
色々な黒を重ねて見せる
今季トレンドのニットONニットも、ユニクロの黒ニットを味方につければ簡単。艶のあるメリノウールとマットなカシミヤを重ねて、質感でグラデーションを作るとワントーンコーデも単調にならず、新鮮に。
質感の異なる黒をMIXしてワントーンコーデに奥行きをメイク
ニットだからこそ楽しめる質感のグラデーションでALL黒も新印象に。タートルニット¥2,990Vネックニット¥9,990パンツ¥2,990(すべてUNIQLO)バッグ¥176,000(トッズ/トッズ・ジャパン)エコバッグ¥500(サンタモニカ 表参道店)ロングブーツ¥30,000(ダイアナ/ダイアナ原宿店)バングル¥69,000(マライカ ミティ青山店)サングラス¥47,000(アイヴァン7285/アイヴァン7285トウキョウ)
03.カシミヤ Vネックセーター
ゆとりを生かして1枚で
定番アイテムなだけに、ジャストサイズで着ると古く見える黒Vニットは、ゆるめのサイズ感を選ぶのが絶対条件。体が泳ぐシルエットやVネックの程よい肌見せで女っぽさが際立つから、メンズライクなアイテムとも相性抜群。
ルーズなシルエットでマニッシュな着こなしに女っぽいエッセンスを
コンサバな印象も回避できるメンズサイズのVニット。流行のサスペンダーを取り入れた新感覚のコーデは、岬優ちゃんもお気に入り♡ニット¥9,990(UNIQLO)パンツ¥37,000(サクラ/インターリブ)サスペンダー¥2,400(サンタモニカ表参道店)ネックレス¥24,000(マライカミティ青山店)バッグ¥53,000(ア・バケーション/アルアバイル)ローファー¥66,000(トッズ/トッズ・ジャパン)ハット¥11,000(アルアバイル)
スタイリング/斉藤美恵 撮影/水野美隆〈zecca〉モデル/林田岬優 ヘア/Eiji Sato〈SIGNO〉 メーク/粉川 淳 取材/坂本結香