コロナ以外も要注意!「夏にやってはいけない美容」3つ

新型コロナウイルスの影響力を身を以て経験し、かつてないほど〝プロテクト〞という概念が高まっている私たち。夏は紫外線も強く、大気中には汚染物質も!今も未来もキレイでいるために、そんな環境下で必要な美容について考えます。

特に気をつけたい「外的要因」3つ

今、外には敵がいっぱい!夏こそ、自分の体をちゃんと守らなきゃ!

外にいても中にいても油断大敵、危険がいっぱいの夏。目に見えないからと無防備でいるのではなくきちんと予防することで、夏の間だけじゃなく夏以降もキレイはぐんと上昇します。

【対策】〝プロテクト美容〟をしっかりしてこそ美肌の基礎が成立します

「夏の紫外線は年々強くなっているし、花粉の飛散量とともにアレルギーの人も増えています。紫外線や大気汚染などの外的要因や現代の生活様式、ストレスは、肌が乾燥してバリア機能が低下し、敏感肌や肌ダメージの原因に。目に見えないから無防備でいるのではなく、外敵を認識して肌を〝プロテクト〞することが大切です」(友利先生)

では、紫外線ケアはいつ始めるべき?という疑問もよく聞くけれど、「答えは通年。歯磨きと同じような感覚で、毎日外に出る前に日焼け止めをつけるべき」と友利先生。最新の日焼け止めはSPF50+/PA++++の最高値で使い心地の良さは当たり前、優しいヴィーガン処方や、光の波長を選択的に取り入れられるなど高機能なものがたくさんあるので、自分に合う一本を取り入れて。合わせて、大気汚染物質や花粉、ウイルスなどを弾くバリアスプレーも日常的に取り入れると予防に◎。「帰宅したらすぐに洗顔して肌に付着した汚染物質を流し、しっかり保湿することも、外敵の影響を受けないために大切です。同時に、免疫力も重視したいもの。〝免疫力アップ〞とよく言うけれど、免疫力は異物や炎症があると上がるもの。だから、実は免疫力は〝上げ〞てはいけなくて、体内の炎症をなるべくなくし、正常を保っていつでも外敵と戦えるようにしておくのがベストです。私のオススメは、抗酸化作用の高い葉物やオメガ3のオイル、ビタミンDで体内の炎症を抑える栄養素を摂ること。基本は食事で摂り、摂りきれない栄養素をサプリで補うようにしましょう」

お話を伺ったのは・・・医師・友

お話を伺ったのは・・・医師・友利 新さん

都内のクリニック勤務の傍ら、医師の立場から美容を追究し発信する、美貌の新進医師。YouTube「友利新/医師『内科・皮膚科』」チャンネルも大人気。

友利先生オススメの〝プロテクト美容〟アイテム3選

右から/「加熱してもOKなオメ

右から/「加熱してもOKなオメガ3入りのオイル」カメリナオイル170g¥1,650(創健社)、「サラダには、オレイン酸とα-リノレン酸の2種のオイル」くせになるこだわりのオイルドレッシング140㎖¥1,500、「葉酸や鉄、亜鉛、ビタミンDはサプリで補給」メディスキンママ葉酸サプリ90粒¥3,000(ともにメディスキン)

撮影/河野 望 イラスト/沼田光太郎 取材/中尾のぞみ

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最新号 202410月号

8月28日発売/
表紙モデル:藤井夏恋

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