秋~冬に起こるくすみや乾燥の原因は
「敏感肌」のせいかも!
美容皮膚科医
慶田朋子先生
銀座ケイスキンクリニック院長。最新の照射治療と注入治療を組合せ、「切らないハッピーリバースエイジング(メスを使わない若返り)」をポリシーに美しくいたい女性たちをサポート。
モデル
阪井まどかさん
いつ会ってもキレイな白肌の持ち主。夏の紫外線ダメージの蓄積や肌のゆらぎに心当たりが。
季節の変化で敏感になりがちなときは
スキンケアとベースメークの見直しを!
阪井さん(以下・阪井)夏の終わりから秋にかけて、「なんだかくすんでいて、肌の調子が微妙だな」「化粧ノリが悪いな」と感じることが多いんです。それってやっぱり、夏のダメージが肌にも蓄積しているからなんでしょうか?
慶田先生(以下・慶田)そうですね。暑さや紫外線などで、夏って生きるだけでいっぱいいっぱいになってしまうくらい過酷ですしね(笑)。きっと通勤だけでぐったりしてしまう人も多いでしょうし。生活習慣の5本柱は「食事・睡眠・排泄・運動習慣・ストレスコントロール」なのですが、この中の2~3つがダメになると、肌が荒れたり、調子が悪くなったりしてしまうんです。真夏は食も細くなりがちだし、睡眠の質も落ちるし、暑すぎて運動もできないですよね。
阪井20代のときは若さで意外となんとかなっていても、30代になるとそうはいかなくなるんですよね……。
慶田肌って2週間くらいで変わってくるので、例えば最近生活習慣が乱れているなというときは、あっという間に化粧ノリが悪くなったり、透明感がなくなってくすみを感じる人が増えてきます。そもそも透明感というのは、肌の角層の状態のこと。しっかりと水分を抱え込んだぷるぷるの状態であるからこそ、美しいキメを保って、透明感に繋がります。皮膚はツルツルではなくキメがあって、それが光を乱反射するから美しいんです。
阪井なるほど、くすみの原因は生活習慣も大きく影響するんですね。他にも原因はあるんでしょうか?
慶田紫外線の影響でメラニンが蓄積されることと、それによってターンオーバーが乱れて角層が厚くなってしまうことなどもあげられますね。あと考えられるのは、やっぱり乾燥ですよね。日本は四季があって、9月の終わりからは湿度も下がってきますから。外の空気が爽やかだなって感じるくらいになると、湿度50%くらいなので一気に乾燥状態になります。
阪井乾燥すると目元のシワが気になったり、逆に皮脂が出て毛穴が目立ったり、キメが乱れたり……悩みが尽きません。
慶田肌にうるおいがないとそういう状態になってしまうんですよね。肌が不調でゆらぎやすくなるのも、乾燥が原因のひとつ。季節の変化で肌がゆらぐときこそ、きちんとスキンケアやベースメークを見直すことが重要です。スキンケアの場合は化粧水だけで済ませたりせずに、しっかり水分を抱えられる保湿剤を使うこと。必ず乳液・ジェル・クリームを取り入れましょう。ちゃんと効果を得るには、肌がぺたぺたするくらいしっかり量を塗るくらいでちょうどいいんです。それによってニキビができることはないので!
阪井肌がゆらいで敏感になったときは、ベースメークも最小限にしたくなります。
慶田そうですね。ただ、肌のバリア機能が落ちているのにノーメークでいると、外気にさらされてさらに悪化してしまうので、ちゃんとベースメークをして肌を守ったほうがいいです。何よりもまず大事なのは自分の肌に塗ってみて大丈夫かどうかですが、肌への刺激が少ないベースメークアイテムを使ったり、石鹸だけでオフできるものを使うのも、乾燥して敏感になった肌にはいいと思いますよ。
阪井メークしなければいいわけでもないんですね。これからは自分の肌に合う化粧品を探してみます!
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水分を蓄えて肌を保湿する、バリア機能の要であるセラミド。セラミドそのものを摂るには、スーパーでも手に入る生芋こんにゃくがおすすめです。
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バリア機能が乱れた敏感肌は、外的環境の影響を受けやすい状態。すっぴんではなく刺激の少ないメークをして、肌に膜を張っておくことが重要です。
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