肌がキレイに見えると第一印象や清潔感も抜群だし、きちんとした生活を送ってそうに見えるし、プチプラなお洋服だって高見えする・・・。これぞいいこと尽くしですよね。そんな美肌をスキンケアではなく、ベースメークで仕立てよう! というのが今回の企画。CLASSY.本誌でも大人気のヘアメークアップアーティスト川村友子さんにいつものベースメークに+1するだけで叶う、「大人のツヤ肌」作りについて教えてもらいました!
ヘアメーク川村さんに聞いた、大人のための「最新ツヤ肌」作りのポイントって?
「すっぴん風が流行っていますが、CLASSY.世代は働いている人も多いと思うので、ある程度きちんと見えすることも大事。そのためには、毛穴や余計なアラはしっかり隠しつつ、ふっくらしたツヤ感を出すというバランスがポイントになってきます。ファンデーションで隠すというよりも、部分下地で毛穴やシワを隠して、ツヤで色ムラやアラを隠す感覚。だから大切なのは部分下地とツヤ足しハイライト。そのふたつの使い方とオススメアイテムをご紹介しますね。ちなみに、下地やファンデーションはなんでも構いません!」
① スキンケア後に部分用下地を仕込む。
「毛穴や皮脂崩れが気になる頬・鼻周りなどを中心に、そのままクルクルと乗せて、指でさらに小さな円を描くように馴染ませましょう。ポットタイプの場合は指使いのみ。下地を塗る前に仕込んでおくことで、下地やファンデーションの量も少なくて済むようになるし、フィット感も格段にUP。皮脂吸着もしてくれるので、日中の化粧崩れの心配も減りますよ」
*使ったのはコレ!
タンイドル ウルトラ ウェア ブラー
「肌の質感をほぼ変えずに、毛穴もシワもなかったことにしてくれる毛穴カバー用下地。接近戦でもバレない自然さだし、長時間美しいベースメークをKEEPしてくれる心強い存在! スティック状で簡単に使えるので、撮影現場でも大活躍しています。」¥5,000(ランコム)
部分用下地はこちらもオススメ!
② ベースの仕上げにハイライトでツヤを足す
「スティック状のものはポイントに直塗りした後、指で馴染ませて。ポットやパレットの場合は、指で量を調節しながら馴染ませて。ふっくら感を足したい頬やこめかみ、口角、目の下などにはマストでON。さらにクマが気になる人はクマの部分にも足してツヤで隠しましょう。眉間に小さな丸で入れたり、鼻横には縦にラインに入れると顔全体が明るく引き締まり、豊かな幸せ感も演出できます」
使ったのはコレ!
ボーム エサンシエル トランスパラン
「いわゆるパールのツヤではなく、オイルでできた自然なツヤが最高に美しい1本。濡れたような瑞々しさを与えてくれるから、時間が経ってもくすまずフレッシュさが続きます。まぶたの上に乗せてカラーレスなアイメークとして楽しむのもオススメ」¥5,500(シャネル)
ハイライトはこちらもオススメ!
ヘアメークアップアーティスト 川村友子さん
『CLASSY.』をはじめ、あらゆる女性誌にて活躍中。大人でも真似しやすい、旬を取り入れた「こなれ顔」を作ることに定評があり、最新アイテムや海外品へのアンテナも高い。スキンケアやインナーケアの知識も多く、モデルやスタッフからの信頼も厚い。
チュールニット¥16,000<ソブ>ピアス¥6,000<ダブルスタンダードクロージング>(ともにフィルム)バングル¥36,000(ティーラアース)
モデル/加治ひとみ 撮影/イマキイレカオリ(人物) ヘアメーク/川村友子 スタイリスト/中村真弓 取材/矢﨑彩 構成/CLASSY.WEB編集室